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C22(復刻)完全復帰 [真空管アンプ]

μTracer3+による増幅管の測定と端子の研磨で再度換装し音出し。
音の鮮度は上がったが片チャンネルの音量は上がらない(-_-;

やはりこれは球の交換が必要か?

Telefunkenを外すのは残念だが12AX7をJJ ECC83MGに変更

これだけでもバランスはほぼ戻った。
しかしC-2301と比較するとまだ若干気になる。

プリの二台構成というのはこういう時の為でもある(笑)
12AT7もMullard M8162に換装したらベストバランス。
0925.jpg
Telefunken ECC83からJJ ECC83MGへの変化は聴感上特に感じない。
ブランド嗜好は持っているがμTracer3+のお陰で特性の良い球を選別することを優先する。

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C22(復刻)増幅管の点検 [真空管アンプ]

暫くプロジェクターの設置とアニメに嵌ってしまいステレオ再生する頻度が減っていたらC22の片チャンネルの音量が上がらずノイズが出るようになっている(^^;

2020年の点検記録があるので久しぶりに端子の掃除と増幅管のチェックをして比べてみるがその年の6月にBRIMAR 12AX7をTELEFUNLKENに変更していた(^^;

松下12AT7×2 TELEFUNLKEN ECC83×2 Mullard M8162×1 松下12AX7×2
TELEFUNLKEN ECC83はハイスペック双極マッチ管。そしてフォノイコ部に片極ハイパー管ペアの松下12AX7を使用
0924a.jpg
μ-Tracerの測定結果

TELEFUNLKEN ECC83
Telefunken12AX7a.JPG
Telefunken12AX7b.JPG
プレート電圧(Va)を連続的に変化させた時のIa
Telefunken12AX7a_1.JPG
Telefunken12AX7b_1.JPG

コントロールグリッド電圧(Vg)を連続的に変化させた時のIa
Telefunken12AX7a_2.JPG
Telefunken12AX7b_2.JPG

ヒータ電圧(Vh)を連続的に変化させた時のIa
Telefunken12AX7a_3.JPG
Telefunken12AX7b_3.JPG

松下12AT7
Matushita12AT7a.JPG
Matushita12AT7b.JPG

プレート電圧(Va)を連続的に変化させた時のIa
Matushita12AT7a_1.JPG
Matushita12AT7b_1.JPG

コントロールグリッド電圧(Vg)を連続的に変化させた時のIa
Matushita12AT7a_2.JPG
Matushita12AT7b_2.JPG

ヒータ電圧(Vh)を連続的に変化させた時のIa
Matushita12AT7a_3.JPG
Matushita12AT7b_3.JPG


O'Audiさんから託されたμTracer3+を使い今後も経年変化の測定値を貼り付けますが、分かってもいない勝手な考察は先入観を与えるのでコメントは控えます(^^;

フォノイコ用の増幅管は現在使用していないのでノイズ、音色の変化は分かっていない。
松下12AX7
Matushita12AX7a.JPG
Matushita12AX7b.JPG

プレート電圧(Va)を連続的に変化させた時のIa
Matushita12AX7a_1.JPG
Matushita12AX7b_1.JPG

コントロールグリッド電圧(Vg)を連続的に変化させた時のIa
Matushita12AX7a_2.JPG
Matushita12AT7b_2.JPG

ヒータ電圧(Vh)を連続的に変化させた時のIa
Matushita12AX7a_3.JPG
Matushita12AX7b_3.JPG

Mullard M8162
M8162AT7.JPG

プレート電圧(Va)を連続的に変化させた時のIa
M8162AT7_1.JPG

コントロールグリッド電圧(Vg)を連続的に変化させた時のIa
M8162AT7_2.JPG

ヒータ電圧(Vh)を連続的に変化させた時のIa
M8162AT7_3.JPG

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SV-Pre1616D 整流管の選別 [真空管アンプ]

SV-Pre1616Dは付属のダイオードモジュールの他に5AR4/GZ34、5U4系、5R4系、274Bの整流管が使える
出川式SBDから松下5AR4へ変更し不満は無いが使えるとなれば試したくなるのが悪い癖(笑)

SV-S1616Dは5AR4のみしか選択できず他の整流管を買っても使いまわしが出来ない。
という事で手に入れたNEC 5U4BGとPHILIPS JAN 5R4GA
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274B程ではないが5AR4より二回り大きく、換装時見た目のバランスも存在感がありSV-Pre1616Dに合っている。
274BはSV-Pre1616Dにはちょっと大きすぎるので却下。
0825a.jpg
この視覚的存在感で低域の沈み込みが多くなった感じがする(笑)
5AR4に戻すとこれはこれで違和感はない。
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5U4BG、5R4GAともにパワーが出る分ボーカル系がアッサリする?

パワーアンプをSV-S1616D(6L6GC)からB-2102MOSに変更してみる。
0825b.jpg
やはり低域の沈み込みは5U4BG、5R4GAのが多いか。
μTracer3+での測定結果との差を確認することは出来なかった。
整流管より増幅管VALVO ECC82×3の個性が強い。

5AR4はSV-S1616Dの予備として保管しSV-Pre1616Dは5U4BG、5R4GAを使っていく。
音色の差は聞き取れず見た目で暫くは5U4BGで固定。


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SV-Pre1616D 増幅管の選別 Part2 [真空管アンプ]

JJ ECC83MG×2 VALVO ECC82 の組み合わせは後段12AX7でなくてもそこそこの弾発が得られた。
そこでパターン③のVALVO ECC82×3 を試してみる。
0626a.jpg
管球種よりもブランドなのか~?

力感は12AX7より劣るがVALVOトーンは健在で日立12AU7×2 GE 12AU7の印象とは全く異なる。
音量を上げればパターン②との区別がつかない。

ここまで変化すると試したくなるのが整流管の変更。
出川式SBDから松下5AR4へ....
0626b.jpg
悪かろうはずがない!(笑)

もう上りでイイじゃん(^^;

SUNVALLEYではSV-Pre1616Dの増幅管組み合わせパターン別の音調を説明しているが、真に受けず実践あるのみ(笑)


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SV-Pre1616D 増幅管の選別 Part1 [真空管アンプ]

SV-Pre1616Dは増幅管の組み合わせパターンでブランドだけでなく音調を積極的に変化させることが出来るようだ。

①12AX7-12AX7-12AX7(シャープでハイコントラスト)
②12AX7-12AX7-12AU7(中低域の骨格感と実体感)
③12AU7-12AU7-12AU7(円やかで響き豊か)

初めは①のパターンで前段 JJ ECC83MG 後段 PM 12AX7T 整流管 出川式SBDで試聴していた。
整流管も5AR4以外の物も使えるようだがまずは増幅管の組み合わせでどう変化していくかを聞いていく。
パワーアンプはSV-S1616D(6L6GC仕様)に固定
SV-Pre1616Dの後段をPM 12AX7TからAmpexに交換して暫く試聴。 
特別な変化は聞き取れなかったがAmpex 12AX7からPM12AX7Tに戻すと聴きなれた音が蘇り此方のが相性が良い感じがした。
ブランドか管種の組み合わせによるものか分かり辛いので変化量の大きいと思われる③のパターンを試す。
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日立12AU7×2 GE 12AU7
日立の12AU7は力感が無いと思っていたがここでも音が軽くなる。
正直好みの音ではないので早々に却下(^^;

初段は12AX7のが良さそう。
0616b.jpg
初段をJJ ECC83MGに戻し②のパターンで試聴
JJ ECC83MG×2 GE 12AU7
やはり前段12AX7のがメリハリ、力感が出る。
後段の12AU7は12AX7との差を感じられない(^^;
12AU7をTUNG-SOLに変更するも差は分からない。

もっと個性のある球を使った方が良いのかな?
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JJ ECC83MG×2 VALVO ECC82
これは変化が出て音が弾け出した(笑)

暫くこれで楽しもう。


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TRIODE TRV-88SE(KT120仕様) 定期点検 [真空管アンプ]

息子のTRV-88SE(KT120仕様)だが結婚して子供ができるとオーディオをするという事自体難しくなる。
暫く通電していなかったので音出しの前にバイアス電流測定器でチェック。
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2019年にμTracer3+で測定しているが、マッチングも問題なく安定している。

今回は増幅管もμTracer3+で測定しておく。

前段 Ampex 12AX7
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Ampex12AX7.JPG
プレート電圧(Va)を連続的に変化させた時のIa
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コントロールグリッド電圧(Vg)を連続的に変化させた時のIa
Ampex12AX7_2.JPG
ヒータ電圧(Vh)を連続的に変化させた時のIa
Ampex12AX7_3.JPG

後段 GD E82CC-01
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GDE82CCa.JPG
GDE82CCb.JPG

プレート電圧(Va)を連続的に変化させた時のIa
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GDE82CCb_1.JPG

コントロールグリッド電圧(Vg)を連続的に変化させた時のIa
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GDE82CCb_2.JPG

ヒータ電圧(Vh)を連続的に変化させた時のIa
GDE82CCa_3.JPG
GDE82CCb_3.JPG

ボリュウームを回すと少しガリがあったが何回か回すことで改善した。
オーディオ機器を長持ちさせるには使ってあげることが一番の対策。
今や入手困難となったKT120をJBL S119で聴いてみる。
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SV-S1628D(KR211仕様) [真空管アンプ]

KR211
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KR211も代理店に在庫は無いが処分特価で販売する店を見つけた。
既にKR845の入手は難しいがSV-S1628Dは845だけでなく211にも対応している。

フィラメント電圧の調整方法もKR845と同じでバイアスが固定から自己バイアスに変わる。
スキルアップのためTU-8300Rsvを初めて作ってから8年

6台のアンプ製作を経て.....

ようやくKR211,KR845のフィラメント電圧の意味と調整が自力で出来るスキルがついた(笑)
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SV-S1628Dはフィラメント電源アセンブリ周囲に余裕があり抵抗の追加はしやすい。
今回は1Ωで 10V±5% 以内におさまった。
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KR845同様 発光、発熱も少なく今後センターチャンネル用マルチアンプとして稼働する。
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これで再びFL、C、FRのフロントラインがKRトーンで統一できる。

この状態がいつまで続けられるのか......

全くメンドクセーシステムだな(笑)


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SV-Pre1616D改 Part2 [真空管アンプ]

しばらくSV-Pre1616D+SV-S1616D(KT150仕様)で聴いていたがノイズ等のトラブルも無くSV-Pre1616Dのヒューズとインシュレーターを交換した。
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やはりセラミックヒューズになると力感が加わる。
インシュレーターは標準のゴム足からマグネシウム+ハネナイトに変更したが差は聞き取れない(^^;

増幅管と出川式SBDのイメージはメリハリを優先した選別と思っている。
この状態でパワーアンプを交換してどのように変化していくか楽しみだ。

サブなのに選択肢が多すぎて悩む(笑)


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SV-Pre1616D改 [真空管アンプ]

初めてのプリキットだが1616シリーズ5台目になるとサブとはいえオリジナルのままで我慢できるわけがない。
他もみんな弄っているが(笑)

一番気になったのがRCAピンジャックボード。
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折角の手配線の入出力がこれではねー(^^;
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アウトプットは1のみで2は飾り
アッテネータも他のアンプ同様アルプス製RK27に変更。
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4.7μFフィルムコンデンサーのみAUDYN CAPに変えてみた。

オプションでUSB-DACモジュールの追加も出来るようだがアナログアンプにDACを載せるなんてもってのほか と昔はよく言われていたけど....
差が分からなくても不確定要素を排除していくのがピュアオーディオ。

ヒューズ、インシュレーターも変更予定だがまずは音出し優先。
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真空管プリアンプの場合ノイズが本体の問題か球が原因なのか判断が難しい。
幸い残留ノイズもなくJBL S119から元気な音が出ている。
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KT150シングルを初めてまともに聴いた(笑)


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SV-S1616D(2A3仕様) 12AU7 日立からRCAへ [真空管アンプ]

SV-S1616D(2A3仕様) の12AU7をRCAから特性の良さそうな日立製作所に換装して1年、最近他のアンプに比べなんか華が無いなあと感じるようになった(^^;

ローテーションで交換する強者揃いの中高域用アンプ群での生存競争は激しい(笑)

スピーカー、中低域のパワーアンプが同じで似たような再生音の中でもそれぞれに
琴線に触れる再生表現を求めている。

そこで再びRCAに戻すと.....
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やっぱりこっちだよなーとそれまでの物足りなさが一気に解消した(^^;

当時のARCTURUS 2A3からCunningham 2A3に換わっているが印象は変わらない。
SV-S1616D(2A3仕様) の増幅管は12AU7はRCA、12AT7はBRIMAR固定でもういいだろう。
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試聴距離が近いと分析的な聴き方になりやすいが、この位の離れるとあまり細かいことを気にしなくなった。


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