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TRIODE TRV-88SE KT120仕様 [真空管アンプ]

息子の使っているTRV-88SEのKT88 1本が異常発光すると連絡がありバイアスを調べてみると全然電圧が出ていない。

2008年10月に購入したもので ここ数年は偶にしか通電しなかったが十分持った方だろう。

新しい球を手配する間 手持ちのKT88を代用しようと思ったが、そういえばこのTRV-88SEはオーディオ工房でプチ改造されKT120も使えるようになっていたことを思い出した。
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KT120は元々ソフトンのModel7に無理やり換装していた球で4本ある。

その後TRK-3488 A.k premiumをKT120仕様に改造し使っていたのでTRV-88SEではちょっと試しただけだった。

バイアスはKT88よりちょっと高めに調整。
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前段の12AX7はAmpex 12AU7はGEを使っている。
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スピーカーは20cm同軸型スピーカーユニット409Bを使ったALTEC DIG
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セッティングはあまり口出しせず勝手にやらせているので突っ込みどころ満載だが(笑)、狭い部屋での同軸ユニットのメリットが生かされボーカル物の定位は非常によい。

KT88プッシュプルからKT120プッシュプルに変わった印象は今までの経験と同傾向で豊潤さは減りタイトで反応の良い鳴り方になる。

尤も以前のKT88でのチューニングは音を引き締める方向だったので、一度リセットしてタイトさを生かしながら量感の出るセッティングを考えればいい。

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