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読みたいオーディオ新刊は過去記事の使い回しばかり(-_-; [オーディオ]

Phile-webコミュニティの日記も全て消えてしまい良くも悪くも貴重なオーディオ資産が失われた。

手持ちのオーディオを維持管理するにはネット検索だけでなく参考書も必要になってくる。
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「ちょっと知りたい自作知識 もっとオーディオ知恵袋 つくってなおしてツボがわかる」
「真空管アンプクラフト主義 管球王国/編」

以前から探していた伊藤喜多男の著書「伊藤流アンプ指南」をようやく読むことが出来た。
伊藤流アンプ指南 伊藤喜多男
 心得編 一  (『サウンドボーイ』1981 8月号)
 心得編 二  (『サウンドボーイ』1981 9月号)
 心得編 三  (『サウンドボーイ』1981 10月号)
 奥義編  (『サウンドボーイ』1982 4月号)
 解脱篇  (『サウンドボーイ』1983 8月号)

自分がオーディオに興味を持ったのが1984年あたりで『サウンドボーイ』自体知らなかった。
しかしこういった貴重な記事を持っているのにコピーするだけで現代のオーディオ環境での位置づけ等のコメントを書けるライターがいないのは致命的だな。

伊藤流アンプ指南の内容はアンプ製作だけでなく現在でも通用するオーディオに向き合う姿勢が書かれている。

自分流に解釈すると....

聴感覚と音楽を聴く素養に欠けているくせになぜかアクセサリーに拘る人がいる。
測定に憂き身をやつすのはこのタイプの人間だ。
部品がどうのこうのと講釈するうちは半人前、いい音を得る早道は、口よりも手を動かすこと。

等々....
肝に銘じよう(笑)

20年前に途切れたレコードは形としては残ったが当時のノウハウは失われ、言い方を変えれば現代風?にアレンジしたデジタルに近い音質。
ただ高音質、重量盤を謳ったレコードより40年前購入した80年代の薄っぺらなレコードの方が音が良いのが現実(^^;

オーディオも終焉に近いが オーディオ弄りしながらお気に入りの曲を自分のイメージに合った再生にする為のノウハウ、資料は残しておきたい。

引き出しは多いほうが良いので、使い回しのコピーでも有るだけましか。

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2023年は原点回帰 [オーディオ]

これまでALTEC A7にとって再生の難しい音源ばかり与えてイジメてきたが(笑)
複数の中高域用アンプの使い分けで一定の成果は得られた。

正月はおいしいエサを与え元気一杯!
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大きく吠えて喜んでいる(笑)
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時代に取り残されてもこれだけは譲れない!

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サブスクとコレクション [オーディオ]

以前自分の音の原点で取り上げた
「真空管アンプと喜多さんの音響道中膝栗毛」
「真空管アンプと喜多さんの続音響道中膝栗毛―外題すてれを卿行状記」
が誠文堂新光社から復刻されている。
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当時定価(税込)2,060円が5,500円(^^;

久々に読み返しているが現在も誰でもやれることをもっと突っ込んでやっている(笑)
復刻された以上引用した文章に問題があれば削除します。

雑誌も音楽も映画もサブスクが主流になり利用してはいるが電子書籍は流し読みで真剣に読まなくなった(-_-;
音楽なんて無料でも聞いていないし(笑)
音質的にベストでないストリーミング音源、映画で時間を潰すよりパッケージソフトでの鑑賞を優先する。

prime videoも真剣には観ていないが内容が確認できるおかげで新作映画の購入量は減りハズレを引くことも無くなった(^^;
コロナ禍で新作は不作揃い。
新しい音楽も耳に入ってこないが手持ちの名盤ソフト再生で事足りている。

システムも熟成し過去の名盤、名作をを新鮮に鑑賞出来るようになると新しいものを追いかける欲求も無くなった(^^;

完成しても劇場公開に拘りコロナ禍でなかなか上映されなかった「TOP GUN MAVERICK」は別でBlu-ray は当然入手。
ストリーミングでは先にレンタルされていたが、この映画をストリーミング鑑賞で評価するのは失礼だ。
トム・クルーズという俳優がいたからこそ出来上がったもので、これだけ実写に拘った映画はもう出来ないだろう。

サブウーハーはまだ未完成だがこれまで頑張ってきた答えが返ってきた(笑)
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20Hzまで出ていなくても同一15インチウーハー4発による音の厚み。
M&K SV-200のサブウーハーは過大入力で破綻し異音を出していた。
サブウーハーレスではフロントウーハーに負荷が掛かり不自然な低音になる。
新しいサブウーハーはLFE調整で底打ちしないレベルで足りない部分はボディソニックが補完する絶妙のバランス(笑)

これで100dB以下の再生レベルでも十分堪能できる。

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SharkWire SG07E2 [オーディオ]

センタースピーカーにミキシングするファントムサブウーハーを止め、A7のユニットを使ったリアルサブウーハーに変えたら音が激変したと舞い上がっていた....が(^^;

肝心なことを忘れていた(笑)

AVプリからセンター用のチャンデバまでのXLRケーブルを交換していた。

それまでノイズに強いMOGAMI 2534を8m使っていたがラインミキサーを中継するため切ってしまい、再度8mのケーブルが必要になった。

新しいケーブルはセンター用アンプもKR211シングルにグレードアップしているでフロントと同じSharkWire SG07E2を選択。
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SG07E2は本来バランス用のケーブルではなく赤、白の芯線数が違う。
○赤:(0.07mm×130本)×1束×1芯
○白:(0.07mm×156本)×1束×1芯
○PEF
○2重シールド
○外径8.0mm

普通は赤がホットで繋ぐが今回は芯線の多い白をホットにして製作してみた。
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使い始めたのが2010年だが現在でもその存在感を示したのは驚き!

MOGAMI 2534を使っていたときはラインミキサーを追加しても音の変化は確認できなかったので....

まさかこんなに変わるとは思っていなかった(^^;

スピーカー、アンプだけでなくケーブルも同じブランドで揃える必要があると今更ながらの再確認(^^;
個人的には0.07mmという細い線の束がこのケーブルの個性だと感じている。

サラウンド用はどうしよう(^^;
外形8.0mm、10mペアを取り回すのは流石に無理か(-_-;

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【ALTEC DIG】 TRIODE TRV-88SE(KT120仕様) その後 [オーディオ]

JBL S119での再生とあまりにも違い、このままではDIGがかわいそうと簡単なセッティング変更をした。
TRV-88SE(KT120仕様) のパフォーマンスは把握しているのであとはDIGをどう歌わすか。

ベテランならすぐに分かったと思うがスピーカーの天板に御影石を置いているのが元凶。
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昨今の剛性の高い密閉型のスピーカーならメリットあるかもしれないがDIGはバスレフで箱をうまく鳴らす必要がある。
A7もそうだがALTECはいかにストレスなくエンクロージャーを響かせるかが肝だと思う。
おまけに滑り止めにスパイダーシートを多用していたため響きを殺していた。

セオリー通り御影石はベースとしスパイダーシートは床との間のみに使用。
ブロック型のスピーカーベースには特に何も挟まずDIGを載せる。
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必要なガタ(あそび)というのもあるのだ。
そこはエンクロージャーが補えばいい。

クローゼットの扉があるのでスピーカー間を広げられない分前に出して後方のスペースを確保。
取り合えずこれだけでミリ単位の調整はしていない。

それでも出音が全く変わりDIGが生き生き歌い、ユニットからしか出ていなかったボーカルもスピーカー間上部に定位しJBL S119と遜色ない音の広がりが得られるようになった。



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【ALTEC DIG】 TRIODE TRV-88SE(KT120仕様) [オーディオ]

点検の終わったTRV-88SE(KT120仕様) をメインのALTEC DIGに繋いで試聴。

DIGにはオリジナルの20cm同軸型スピーカーユニット409Bが入っている。
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セッティングは息子がしたままの状態。

アンプはしっかりスピーカーを駆動している。
同軸のメリットでボーカルはとても良いが....

音が広がらない(^^;

部屋が狭くスピーカー間が取れていないのもあるが、スピーカーのセッティングに問題がある(-_-;
音量を上げれば部屋を満たす再生はできるがこれはアンプの駆動力によるものでスピーカー本来の性能を生かし切れていない。

まあこのセッティングではこうなるよな~(^^;

聴くソース、嗜好で否定はできないがチョット弄ってみるか(笑)






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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SV-S1616D(GD KT88~KT150) [オーディオ]

TRK-3488 A.k.premiumに付属していたGolden Dragon KT88をSV-S1616Dで聴いてみる。
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KR KT88とは全く違う印象。
自分のイメージするKT88よりは軽い感じがするが....(^^;
TRK-3488 A.k.premium(KR KT88仕様)より上手くまとまり低音がキレよく沈み込む。

それではとKR KT88に換装してみる。
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此方のがやはり量感が増しKRトーンが味わえる。
SV-S1616DのがTRK-3488 A.k.premiumより音が軽い分KR KT88でも音が締まりJBL S119を使うのであればマッチする。

アンプが変わると同じ出力管でもこんな変わるんだね~。

KT120をSV-S1616Dに換装
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KT88よりパワー感が伝わる。その分量感は減る(^^;
結局無いものねだり(笑)

再度KT150に換装し比較。
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どんどん聴感のパワーが上がっていくのが分かる。

だからどうしたと6L6GCに戻す(^^;
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量感は減るがSV-S1616Dの持つスペックではこれがベストバランスかも。
贅沢な選択肢だ(笑)


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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SV-S1616D (EL34仕様) [オーディオ]

PSVANE T6CA7-TⅡ カーボングレーにコーティングされた太管
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TRK-3488 A.k.premiumで一時使っていたが外観ほどの個性は感じられずお蔵入り(^^;
久しぶりにSV-S1616Dを使っての試聴。

6L6GCからの変化は量感が増した。といってもKT88程でもなく可もなく不可もなく普通にいい音(^^;

選択肢が多い多極管の中で生き残るのは大変なのだ(笑)
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SV-Pre1616Dの後段をAmpex 12AX7からPM12AX7Tに戻すが聴きなれたPMとの組み合わせのがしっくりくる。

6L6GCに戻すとやはり好みはコチラ。
中途半端な量感よりキレがあった方が良い。


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【JBL S119】 SV-Pre1616D+TRIODE TRV-88SE(KT120仕様) [オーディオ]

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KT120の印象は変わらずプッシュプルアンプの力強さは再生音の余裕として表現される。
今までシングルでも十分と思っていたがJBL S119の出力音圧レベル 86dB/W/mを手懐けるにはトルクが必要か。
ただプリを通しても音調が明るすぎるので前段 Ampex12AX7をGolden Dragon E83CCに換えてみた。
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前段プリ管の変更はツボに嵌まるのと効果絶大(笑)

当初はGD E83CCを使っていたがKT88では物足りなかったでメリハリのあるAmpexにしていた。
増幅管1本で緩い音調にメリハリを付けたり元気すぎる音調を穏やかに出来るのだから面白い。

オリジナルのSV-Pre1616DのアッテネータはTRV-88SEより安物が使われているがアルプス製RK27に交換してあるのでSV-Pre1616D改を使う意義はある。

久しぶりにTRV-88SEを本気で試聴したがメーカー品としての安心感は格別。
まず重い(笑)
これは筐体、トランス類がシッカリしている証拠。

SV-1616Dシリーズは持ち上げただけで軽くて安っぽさが伝わってくる(^^;
軽いほうが組み立て、改造が楽なので、これは自分で作って、弄って遊ぶためのアンプだと割り切る。

再びSV-S1616D(6L6GC仕様)に戻してみる。
SV-Pre1616Dの後段をPM 12AX7TからAmpexに交換しての試聴。 
ニアフィールドで80dB位の音量ならシングルでもパワー不足は感じない。

そろそろSV-Pre1616Dの球交換でのポテンシャルを体感していくかな。


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音の逃げ道 [オーディオ]

仕事場の2階にオーディオルームを作るとき業者から防音はどうするか尋ねられたが一般家庭での施工で上手くいった話は聞いたことが無かったのでピアノが置ける程度の床とスクリーン、プロジェクターを吊ることが出来る天井の補強のみ依頼しただけだった。
当初は残響音が酷くデットにする方向でチューニングしている。

開放的なA7の鳴りっぷりは来訪者からの評価も良く、特別な施工はしていないと話すと返って不思議に思われる。
音の好みもあるので一人だけならそれまでだが複数人から同様の反応があったので、もう少し自分のオーディオルームについて考えてみると....

ここからは戯言(笑)

オーディオルームは18畳程度だが1階はその2倍以上の容積がある。
傾斜地なので幅10m奥行き5m高さ1.8mの車庫の付いた鉄筋の基礎がベースとなっている。
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一般住宅より強固な基礎を要求され予算を圧迫したのでオーディオルームに振り分けれらなかったことを思い出す(^^;

ALTEC A7から放たれる100dB以上の音圧を18畳程度の部屋で吸収することは無理だ。
バキューム式レコードスタビライザーの真空ポンプ程度の音でさえ完全に消音出来ないのが現実(-_-;

外壁に手を当てれば家全体が振動しているのが分かる。
ただその振動自体は悪ではなく上手く鳴っている証ではないかと思い始めた。

A7からの再生音は下手な吸音、防音材に阻まれずオーディオルームを満たしその波動は1階の大きな空間に広がる。
車庫付きの鉄筋の基礎は上部構造体をしっかり支え1階部分はオーディオルームからの音を減衰、整振している?
オーディオルームをスピーカーに例えるなら1階部分はインシュレーターで基礎はオーディオベース(笑)

全く意図はしていなかったが....
部屋は18畳でも家一軒丸ごと使うサウンドハウス(^^;

オーディオルームを作るとき防音とルームチューニングはセットで考えなければならないが防音の比率が高くなるほど難しくなる。
本格的なオーディオをするならやはり防音無しの郊外の一軒家がベスト。
いくら理詰めで処理しても防音は再生音を殺す為のもので必要悪ということを理解した方が良い。


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