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木を見極めて?庭造り(笑) [真空管アンプ]

μTracer3+による測定と球ころがしでの試聴はともすると「木を見て森を見ず」に陥ってしまう(^^;
真空管は其々の球による音色の変化を楽しむものであって絶対的な正解なんてない。
趣味である以上其々の嗜好、拘りの中で選べばいい。

TRK-3488 A.k.premiumの12AX7がBRIMARに落ち着いたと思ったらヤバそうだった球からノイズが出てきた(-_-;
さらに不注意で気が付いたらMullardの1本がダメになっていた(-_-;
仕方がない買い足せばいい?

ビンテージ管なんて一期一会で次にどんな特性の球が手に入るか分からない。
経験上一生懸命探すより気長に待っていたほうが良い球を手に入れる確率が高い(^^;
拘らなければ代わりの球は沢山あるしね(笑)

これだけ「木」を見てきたら森を作ることは難しいとしてもガーデニング程度は出来るか?

手持ちの球を有効に使いこなすには...

片極ハイパー管ペアの松下12AX7はどこで使おう?

測定結果の良かったTELEFUNLKENをどう使ったらアリガタミを感じることが出来るのか?

TELEFUNLKENは元々プリントが消えた中古の球だと思っていたのでμTracer3+で測定しなかったら一生使わなかっただろう(^^;
μTracer3+の測定結果を元に球の割り振りを色々考えてみる。

TELEFUNLKEN ECC83はMC275、TRV-EQ3SE/A.k premiumの比較試聴で使ったがC22では未経験。
μTracer3+の測定結果を見ればプリアンプには最適なんじゃないか?
これで音が悪かったら「お前のセッティングが悪いんだよ!」ということになる(笑)
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C22に使っているBRIMAR 12AX7をTELEFUNLKENに変更。
外したBRIMARはTRK-3488 A.k.premiumに換装。
片極ハイパー管ペアの松下はC22のフォノ部に使っていた松下と交換。

こうすれば妥協も余計な出費をせずに拘りある音色を楽しめるじゃないか(笑)
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松下の12AX7からBRIMARに換えた時は感動したが、測定データを知っていることもありノイズ感が激減しグレードアップしたなと感じる程度。
フォノ部はブランドは松下で変わらないがハイパー管仕様でよりパワーが出た感じがするがこれはプラシーボだろう(笑)
まあ10年前より耳が肥えてきているから仕方ないか。

TRK-3488 A.k.premiumも再びBRIMARが使えるようになりホームシアター用だけで使うのは勿体無いなー....
と思いながらMC275に繋ぎ換えてみるとこれがまた凄かった(笑)

前段に究極のECC83を載せたMC275とC22の組み合わせでの女性ボーカルはKR300B、KRKT88,Cuninngham 2A3シングルでは味わえないご機嫌な音色になった。

この状態がいつまで続いてくれるか分からないが今を楽しもう。


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