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SV-Pre1616D 増幅管の選別 Part1 [真空管アンプ]

SV-Pre1616Dは増幅管の組み合わせパターンでブランドだけでなく音調を積極的に変化させることが出来るようだ。

①12AX7-12AX7-12AX7(シャープでハイコントラスト)
②12AX7-12AX7-12AU7(中低域の骨格感と実体感)
③12AU7-12AU7-12AU7(円やかで響き豊か)

初めは①のパターンで前段 JJ ECC83MG 後段 PM 12AX7T 整流管 出川式SBDで試聴していた。
整流管も5AR4以外の物も使えるようだがまずは増幅管の組み合わせでどう変化していくかを聞いていく。
パワーアンプはSV-S1616D(6L6GC仕様)に固定
SV-Pre1616Dの後段をPM 12AX7TからAmpexに交換して暫く試聴。 
特別な変化は聞き取れなかったがAmpex 12AX7からPM12AX7Tに戻すと聴きなれた音が蘇り此方のが相性が良い感じがした。
ブランドか管種の組み合わせによるものか分かり辛いので変化量の大きいと思われる③のパターンを試す。
0616a.jpg
日立12AU7×2 GE 12AU7
日立の12AU7は力感が無いと思っていたがここでも音が軽くなる。
正直好みの音ではないので早々に却下(^^;

初段は12AX7のが良さそう。
0616b.jpg
初段をJJ ECC83MGに戻し②のパターンで試聴
JJ ECC83MG×2 GE 12AU7
やはり前段12AX7のがメリハリ、力感が出る。
後段の12AU7は12AX7との差を感じられない(^^;
12AU7をTUNG-SOLに変更するも差は分からない。

もっと個性のある球を使った方が良いのかな?
0616c.jpg
JJ ECC83MG×2 VALVO ECC82
これは変化が出て音が弾け出した(笑)

暫くこれで楽しもう。


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