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オーディオ(シアター)ルーム [オーディオ]

部屋の話題が出たので現在の部屋の状況を紹介する。

ただ部屋がいい音を出したり悪い音を出すのではなく、部屋の環境に合わせて調整しながらより良い音楽再生を目指すのがオーディオだと思っている。
最終的には部屋を含めたトータルの出てきた音に対して良いか悪いか判断するものだと思うが。

築17年 軽量鉄骨の2階部分で特別な防音、音響対策はしていない。
壁も天井も石膏ボード、床はフローリング。
天井高は2m50cm

スピーカー設置側
幅4m40cm×奥行き3m60cm
1020a.jpg

サラウンドスピーカー設置側
幅3m40cm×奥行き4m20cm
407c.jpg

仕切りは無いが二部屋を繋げた形で約18.5畳といったところか。
奥行きが7m80cmあるところが肝だと思っている。

スピーカー間は中心で3m20cm
試聴位置はステレオでは正三角形の頂点辺りで映画では1mほど後に下がる。
オーディオメインで使うならもう少しスピーカー間を狭めて側壁の影響を無くすが、シアター用の110インチのスクリーンを吊るしている関係でギリギリまで間隔を開けている。
この部分では音を犠牲にして妥協しているのは認める。

それなりに小さな調音グッツは使っているが其々の効果は把握できていない。
パネルも自作したことがあるが今はスピーカー横の壁の補強材と化している(笑)
以前KRIPTONのチューニングパネルとタワーのフルセットを自宅で試す機会があったが結局導入には至らなかった。

アコースティックチューニングパネルAP-R30 3台
アコースティックチューニングタワー AP-T100 2台
アコースティックチューニングパネル AP-5 2台
クリプトンパネル.JPG
 
常に80dB以上の音圧で部屋どころか外壁を手で触って振動していることが分かる状態では焼け石に水で邪魔になるだけだった。

スピーカー周りは遮光と気休めの吸音を兼ねてスピーカーを取り囲むようにカーテンを吊っている。
厚手のカーテンなんて吊って吸音しすぎではと思われるかもしれないが、自分は部屋をなるべくデッドにした方が調整しやすいと考えている(洋間より和室のが音が良い例が多い)。

本来音楽再生での響きはソフトに入っている物であり部屋の響きは最小限に収めたい。
小音量の再生であればルームチューニングで部屋を響かせる手法もあるとは思うが、その場合聴くソフトごとにセッティングを変える必要が出てくると思う。
劇場で使われるA7の場合小音量で再生することなんて始めから想定されていない(笑)
普通のドーム型のユニットは音源から半円球状に拡散するのに対してA7のホーンは指向特性(水平×垂直) 90゜×40゜と狭い。
これは音を遠くに飛ばすことを優先に考えられているからだ。
だからスピーカー周辺での一次反射、フラッターエコーの影響は普通のスピーカーより小さいはず。
そしてA7らしさを出すにはそれなりの音量が必要になってくる。
つまり一次反射とかがまとわり付く前に直接音が体を貫く。
反射音は試聴位置より更に4m後まで行ってから後壁に反射するが、戻ってくる間に大半が拡散吸収されていると考えている。
個人的には音のヌケもキレも一応満足出来るレベルだと思っている。


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