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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SV-S1616D(6L6GC仕様) [オーディオ]

JBL S119がサブには勿体ない可能性を示すようになってきたのでセッティングを見直しスピーカーを少し前に出しスピーカー間も25cm程広げた。
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やはりこの位の空間があるとセパレーションも良くなり表現力も増す。

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Sovtek 6L6GC
TU-8300R 真空管の聴き比べ』で好みの音が出ていたSovtek 6L6GC
これをSV-S1616Dに使ってみたらどう鳴るか?

KT88だとどうしても量感を求めてしまいシングルでは物足りなく感じるが、6L6GCは低域が軽いが芯がありボヤケルことは無い。
すっきり感、透明感は2A3に近い印象
音量を上げればJBL S119特有の量感も加わりパワー不足は感じず公称 出力音圧レベルは当てにならないことを証明(笑)
インピーダンスが8Ωあるのも影響しているかな。

TU-8300RからSV-S1616Dにアンプが変わっても球の印象は変わらなかった。
McIntosh MC240は6L6GCのプッシュプルで知名度ではMC275だが音質ではMC240のが評価が高いのも分かる気がする。

JBL S119との相性
Cunningham 2A3>Sovtek 6L6GC>B-2102MOS>EL156 Chaina≧KR300B>KT150>KR KT88

戦争でロシア球は輸入されなくなった。
他の球の入手も難しくなってくるだろう。
真空管オーディオ・フェアも早々に中止になり高齢者の多いオーディオ・フェアの開催は今後も難しい(^^;
コロナ禍で前倒しのアンプ製作が功を奏し、取り合えず球の確保は出来ているが現状で出来る範囲内の更にマイナーな趣味になっていく(-_-;

一ヵ月以上ろくに更新しなくてもアクセス数がそれ程減っていないのは検索で辿り着く人が多い証拠。
以前はウクライナやロシアからのアクセスもあった。
アクセスランキングに興味はないが自分の得た経験を今後も書いていこう。


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【JBL S119】 SV-Pre1616D+BEHRINGER/A500 [オーディオ]

BEHRINGER/A500
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ファンレスのPAアンプ
ステレオ出力(8ohms):125W×2(RMS)

昔A7の低域用に使えるか試したが、サラウンドスピーカー用に定着し真面に再生するのは初めてかもしれない(^^;
球のアンプを聴いた後だと高域が軽く薄く感じる。
低音もB-2102MOSのような粘りのある力感は無いがなんでも無難にサラッと再生する。

【JBL S119】 SV-Pre1616D+SMSL SA-98E
SMSL SA-98E
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ボディソニック用のアンプとして使っているが、AVアンプにはこのタイプがチャンネル分組み込まれているのかな?

球のプリ(SV-Pre1616D)にかなり助けられ増幅管を変えればもうちょっと良くなると思うが価格を考えれば立派(笑)
パワーがある分プリアンプで調音できKT88シングルより有利.....

だけど......

オマエの趣味はこの程度で満足するのか~?

「ほどほどに鳴るから陥る落とし穴」井上卓也 著

再びSV-S1616D(EL156 Chaina仕様)に戻して試聴するとその差は歴然だった(^^;

最近のアンプならどんなスピーカーでも そ れ な り に再生するのは当たり前。
普通でよいならこんな面倒くさいことして音楽を聞く必要はない。

オーディオを趣味とする以上セッティングやルームチューニングの前に複数台のアンプの比較試聴は絶対必要。

スピーカーとアンプをセットで購入しセッティングとアクセサリー追加、ルームチューニングを痛々しいほど一生懸命やっている人もいる....

まあそれがスキルアップに繋がるのだが.....

遠回りをすることも無いのになあ~と....

スピーカーと相性のいいアンプに巡り合えればセッティングの簡素化、試行錯誤のアクセサリー追加や部屋の特性のモグラ叩きは最低限で済ますことができるのに。


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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SV-S1616D(EL156 Chaina仕様) [オーディオ]

SV-S1616D(EL156 Chaina仕様)
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EL156 Chaina×2  松下 12AU7×3  Mullard GZ34

既に入手困難なEL156 Chainaだが検索して辿り着く人が結構いる。

以前試聴した時の印象とは違っていた(^^;
A7では高域の硬さが気になったが無指向型のS119では影を潜め逆にもっと華やかさが欲しくなる。
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この後BEHRINGER/A500の試聴をしてから再びEL156 Chainaに戻したところ高域も十分出ていることを確認(笑)

この辺は増幅管と整流管の変更、プリアンプでチューニングできそう。
KR KT88よりメリハリがあり低域の質感もKT150よりも重さと粘りのある音が持ち味。

正直TUNG-SOL KT150、KT120より此方のが絶対い良い。
再度作れば売れると思うんだがなー。
コピー問題でもあるのかな?

JBL S119用アンプとしての相性
どれも魅力的な再生表現でランクを付けるのが難しくなってきた(^^;
KR211,KR845は現実味が無いので除外。

Cunningham 2A3>B-2102MOS>EL156 Chaina≧KR300B>KT150>KR KT88



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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SV-S1628D(KR211仕様) [オーディオ]

SV-S1628D(KR211仕様)
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KR211×2  松下12BH7×2 PHILIPS ECC82×2 
845と211の差よりKRトーンの音調が優先している。
新品でエージング途中だが良い球は換装した時点で良い音が出る。
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PSVANE 211とは全く別物。 

高域と低域のニュアンスが微妙に違う感じはするが、ブラインドテストで区別できる自信はない(^^;
KR845、KR300B、KR2A3、KRKT88を使ってきた経験からある程度予想はしていたが、出力管の種類は変わってもこれほど自社の音がはっきりするブランドは珍しいかも。

これならセンターチャンネル用としてKR845の代わりになる。

JBL S119用アンプとしての相性
Cunningham 2A3>KR211≧KR845>B-2102MOS>KR300B>KT150>KR KT88


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【JBL S119】 SV-Pre1616D+TRK-3488 A.k.premium(KRKT88仕様) [オーディオ]

TRK-3488 A.k.premium(KRKT88仕様)
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KR KT88×2  BRIMAR 12AX7×2  

メインのA7 マルチアンプ中高域用アンプで主にホームシアターに使っている。
サブシステムを構築したのも低域 KR845シングルと中高域用アンプとの音の繋がりを確認するためだった。
KRでもガラスの厚みが薄くなるとともにKRトーンも薄れKR845よりも高域のヌケが良く軽快。
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これがA7マルチアンプ 低域用KR845シングルと癒合し高域の透明度を補完していることがよく分かる。

KR300BはKRトーンそのままの豊潤な高域が伸びる。
Cunningham 2A3はキリっとした音調で澄んだ高域がKR845に付加される。

KT88シングルとしては低域も出ているがKR845シングルと比べるのは酷だし、出力音圧レベル86dB/W/mのS119には荷が重い(^^;
音量を上げることはできても各ユニットを制御しきれていない。

ボーカル優先するかタイトな中低域のキレを求めるかでKT150とどちらを選ぶか。

JBL S119用アンプとしての相性
Cunningham 2A3>KR845>B-2102MOS>KR300B>KT150>KR KT88


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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SV-S1628D(KR845仕様) [オーディオ]

SV-S1628D(KR845仕様)
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KR845×2  松下12BH7×2  PHILIPS ECC82×2 
写真はPinnacle 13D5×1 PHILIPS ECC82×1になっているが試聴はPHILIPS ECC82×2に換装している。

初号機は45kgあるので無理だがこれなら移動可能(笑)
マルチアンプモノラルではなくステレオでのバランスを確認しておきたかった。
KR845に拘っているのは38cmウーハーを重量感がありながらも緩くない低音が出せること。
規格外のフィラメント電流 1Aのおかげで発光、発熱が小さいが、これが普及を妨げ終焉しそうだ(-_-;
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S119での再生音は予想通り重厚、豊潤な低域に支えられウェットな中高域。

贅沢な話だが、超高域のニュアンスはCunningham 2A3のが好み。
これはKRのガラスが肉厚なのも影響している感じ。

センターマルチチャンネル用としての調整しかしていなかったがSV-S1628Dの傾向が分かって一安心(笑)
この組み合わせは最後になるが....

JBL S119用アンプとしての相性
Cunningham 2A3>KR845>B-2102MOS>KR300B>KT150



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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SV-S1616D(Cunningham 2A3仕様) [オーディオ]

SV-S1616D(Cunningham 2A3仕様)
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Cunningham 2A3×2 BRIMAR 12AT7×1 RCA 12AU7 クリアトップ×2 東芝 5AR4

音が出た瞬間「Cunningham 2A3をナメンじゃねー!」とガツンと来た(笑)

正直B-2102MOSの後で期待してはいなかったから尚更(^^;

「オーディオがわかったということは、わからない、ということがわかったということだ。」井上卓也 著

S119導入時動作確認用にSV-S1616D(2A3仕様)で鳴らしたがパワー不足で、ここまでの可能性は感じなかった(^^;

SV-S1616Dの中でも売れずに早々廃番になった2A3仕様がメインシステムに残っているのはCunningham 2A3のおかげ。
A7中高域用アンプとして選別してきた増幅管の組み合わせもうまくマッチしていたことが証明できた。

B-2102MOSより繊細になり中高域の発声ニュアンスがイイ。
中低域も適度に締まり重低域の緩さも感じずB-2102MOSの音調をリファインした感じ。

こんな音出すんだからメインの中高域用アンプを一つに絞れないのも当たり前だよ と納得。

まさかこんな簡単にB-2102MOSが落ちるとは思わなかったなー(^^;

なんか下方向のバスレフの緩さを感じなくなっている。

もしかして....

眠っていたJBL S119のユニットも色々なアンプで歌わせて目覚めたか?
やはりピンクノイズと効果音だけでは何時まで経ってもエージングは進まない。
音量を上げるよりちゃんとしたアンプで歌を歌わせることがエージングの第一歩。

サブらしからぬ再生表現になってきた(笑)

ボーカルのウェット感
KR300B>Cunningham 2A3>B-2102MOS>KT150
中低域の繊細さとスピード感
Cunningham 2A3>B-2102MOS>KT150>KR300B

JBL S119用アンプとしての相性
Cunningham 2A3>B-2102MOS>KR300B>KT150


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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SANSUI B-2102MOS  [オーディオ]

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鳴らないM&K SV-200用に選んで音が出た時の感動が蘇った(笑)

これはズルいか(^^;

これこそ自分の求める琴線に触れる音

各ユニットをしっかり制御し下方向からの低域の緩さも感じられない。
バスレフの緩さは足元のチューニングが必要と思っていたがアンプ交換しただけで改善したのは驚き(^^;
ポン置きでも鳴るというのはこういうことなんだね~(^^:

A7では気になった高域の硬さも無指向型とSV-Pre1616Dが上手く和らげている。
KR300Bほどの豊潤さはないがKT150より艶がある。
高出力アンプでなくても有り余る駆動力でS119をねじ伏せる(笑)
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パワーアンプ側の出力をFIXEDにするとプリのボリュームは8時までしか上げられない(^^;
これでは使い辛いのでB-2102MOS側のアッテネータのレベルを下げてバランスをとる。
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ピュアに拘るとストレートな信号の流れを優先しアッテネータなしのアンプが最高と思う人もいるが、使用するスピーカーによって残留ノイズ等の調整が難しくなるのでパワーアンプのアッテネータは必要。
マルチアンプの場合チャンデバ側でレベル調整するよりパワーアンプ側のアッテネータを使った方が調整しやすい。

一回修理に出しているが35年経ってもまだこの音が維持できているのは凄いなー。
KR845シングルの予備として残しているが改めてそのポテンシャルにニヤケル(笑)

今後B-2102MOSがリファレンスとなるが....

対抗できるアンプがあるのか?(^^;


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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SV-S1616D(KR300B仕様) [オーディオ]

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SV-S1616D(KR300B仕様) 
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KR300B×2 松下12AT7×1 NEC 12AU7×2 松下 5AR4

SV-S1616D(KT150仕様)で不満だったボーカルがとってもイイ!

スピーカーの表現力がパワーアンプによって変わることがよ~く分かる(笑)
KT150仕様をいくらアクセサリー追加やセッティング、ルームチューニングしてもこの音色は出せない。

但し全てが良いかといえば低域のキレはKT150仕様のが好きだ。

このKR300B仕様はA7マルチアンプ中高域用にチューニングしてあるので当然かもしれない。
ボリューム位置はKT150仕様とほとんど変わらずシングルでも十分な音量が得られる。


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【JBL S119】 SV-Pre1616D+SV-S1616D(KT150仕様) [オーディオ]

SV-Pre1616Dのバーンインも終わりJBL S119用アンプ探しの旅に出る(笑)

S119のクロスオーバーは、ウーファーのみ3kHz、-12dB/octのハイパスフィルターがあるだけで四隅にある2.5cmはフルレンジで駆動する。
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試聴位置はスピーカー間1.5mの正三角形の頂点でのニアフィールドだがウーハーとフルレンジ間が近い分、無指向型でもこの位置なら定位も明瞭。
ただトールボーイのバスレフなので下方からの低域の籠りが気になる。

これまでALTEC A7を使ってきた経験ではアンプによってその表現は大きく変わり飽きることなく楽しめている。
JBL S119が手持ちのアンプでどう変化していくか....

まずは
SV-S1616D(KT150仕様)
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JBL S119は出力音圧レベル 86dB/W/mだがSV-S1616D(KT150仕様)側レベル80%でSV-Pre1616Dのボリューム位置はは10時で80dB前後の再生音が得られる。

KT150シングルでも余裕の音抜けの良いメリハリある再生音。
普通にいい音だが琴線に触れる魅力があるかと問われれば....
女性ボーカルはちょっと不満
情緒、陰影が薄い。

SV-Pre1616Dの球の選別と出川式SBDの影響もあり、増幅管のチョイスで陰影の改善は出来ると思うが....

メインのA7マルチアンプで中高域、低域に使った時のインプレッションと同傾向かな。

SV-S1616D(KT150仕様)+KR845シングルのインプレッショ
TRK-3488 A.k.premium(KR KT88仕様)+SV-S1616D(KT150仕様)のインプレッション

プリは固定で次に進む。


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