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シャークワイヤーケーブル その1、その2 再編集 [オーディオ]

シャークワイヤーケーブル その1

マルチアンプでPA用機器を使う場合どうしてもXLR接続が必要になってくる。
当然全ての機器にXLR端子が付いてはいないのでバランス-アンバランス変換ケーブルが必要になってくる。
自由度が高く安上がり仕上げるには自作するしかなかった。
昔は日立電線、古河電工、モガミ電線、オーディオテクニカなど切り売りの2芯シールドケーブルで作っていたが、最近はオヤイデが扱っているケーブルぐらいしか手に入らない。
まあ何種類か線材を試したがそんなに音の変化を確認できなかったのでそれ程気にはしないんだが...

オーディオ工房ではシャークワイヤーを使っている数少ない取扱店だったりする。
純銀線を使った高価なケーブルもあるが、ここでは¥1,400/mのOFHCに¥8,200(4個1組)のロジウムメッキのRCAプラグを使ったケーブルをリファレンスとして使っている。
いつものように自作する為2mのSG07E2とRCAプラグを¥9,000程で購入して作ったが実は完成品が¥10,000で売っていた(^^;
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A.k premiumの改造に際しては何度もケーブルを取り外していたのでアース側の半田が取れて空回りする失態を店長に見られてしまってたりする(笑)
素人の作りと手間を考えれば作ってもらった方が確実で安上がり。ただあまりに安すぎたようで現在は¥11,000/1mペアに値上がりしているがそれでも安い!(2014.02時点で¥15,000/1mペアになっています)

今回チャンデバ用も変更しMC275との接続をバランスからバランス-アンバランスとしてアンプ側のアッテネーターを使えるようにした。
今までここはNANOTEC SYSTEMS GoldenStrada#201
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を使っており一応出力側をアンバランスのRCAプラグに変更したが若干ハムが乗るように感じた。
今回は自作は止め新たなバランス-アンバランス変換ケーブルを作ってもらうことにした。
ここで問題になったのが2番ホットで3番マイナスの処理。
アンバランスの機器からバランスに変換する場合はアースと3番をショートさせるのが普通だが、バランスからアンバランスへ変換するとなると問題が出てくる場合がある。
今回は3番をオープンにして作ってもらった。
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XLRもシャークワイヤーの新製品のSPARKLING XBでロジウムメッキ仕様。
MC275との接続でもハムが乗らなくなった。
GoldenStrada#201で作ったケーブルは3番をショートさせており、もしやと思い3番をオープンに変えたらハムが乗らなくなった。
音の変化はわからないが自作でない分安心感がある(笑)

ついでにC22からセレクターHAS-3LBまでのアンバランス-バランス変換ケーブも作ってもらった。
C22復刻版にはXLRのプリアウトも付いているがこれをHAS-3LBへバランスで繋ぐとなぜかノイズが出てしまう。多分アースループが起こっているようだが解決できずノイズの乗らないアンバランスでの接続にしている。
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以前使っていたOYAIDE PA-02。
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2010年09月12日  

シャークワイヤーケーブル その2

TIGLON MGL-R1 ¥63,000
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を自宅試聴することができた。
三層シールド(銅編組→マグネシウム→銅編組)を施した2芯シールド線にマグネシウムRCAプラグを使ったもので、セッティングにMgを多用している私には以前から気になる存在だった。

繋いですぐに解像度の高いハイスピードの音が出てきて交換時のインパクトは強い。
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ただ長く聴いているとなんか違和感がある。
この音の傾向は以前聴いたことがあるような。
マグネシウムに関しては素人だが以前より使ってきた経験でMgを使いすぎるとこういう音になる。
CFRPもそうだがMgにも使いすぎるとキャラクターが出すぎて好みが分かれてくる。
さらに聴き込むとやはり制振が効きすぎで低音は出ているのだが質が軽く量感が出ず音量を上げるとうるさい。
まあMgの良さをアピールするためできる限りMgの量を増やし制振しましたという製品なのか。
確かに解像度、鮮度、COOL、微細な信号まで拾う、高域の透明度等の評価項目があればすべて高得点だろう。
ただ....

純Mgを加工し作ったRCAケーブルとしては安いのかもしれないが、ここまでMgを使う必要は無いんじゃないか?
試聴ではDACに繋ぎ試聴してからフォノイコに繋ぎ変えたが、DACのケーブルをシャークワイヤーの自作ケーブルの戻し比較したらこちらのが全然良い音ではないか!
いままでは高価なケーブルは買えないので分相応の比較的安価なケーブルで済ませていたが、これには驚いた。

シャークワイヤーのケーブルは悪くは無いなと思っていたがこんなに良かったとは(笑)

聴き比べると解像度はさすがにTIGLONだが、音楽再生の自然さはシャークワイヤーが勝っている。
こうなるとMGL-R1よりTIGLONから同時に発売されたマグネシウムRCAプラグ(MGP-RH4)が気になってくる。
シャークワイヤーのケーブルにこのRCAプラグを付けたらどうだろう。

早速オーディオ工房に問い合わせ作ってもらう。
シャークワイヤーのケーブルは半田付けしにくく自作は1回で懲りた(笑)
数日で出来上がり二週間ほどエージングしての評価。
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ネタ的にはMgのRCAプラグに変更して最強のケーブルが出来たと書きたかったが(笑)
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Mgを使っているといっても外側のカバーだけでピンはロジウムメッキなので差が出ない(^^;
思い込みでMGP-RH4のほうが解像度が上がった感じ(期待値大)はするが、正直シャークワイヤーのRCAプラグより良いとまでは言い切れない。
RCAプラグの価格差を考えればシャークワイヤーのRCAプラグでいいかー。

他にTIGLON 電源ケーブル(スタンダード)MS-12A
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も試聴する事ができたがこちらも自作ケーブルとの差を感じ取ることはできなかった。
パワーアンプに使った時アースループを起こしノイズが出た。
こういった場合対処法としてアース線を外すと良くなるとオーディオ工房から説明を受ける。

しかし安上がりな耳だなー(笑)

2011年07月03日  


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