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新 TRV-EQ3SE/A.k premium 12AX7の選別  Mullard-BRIMAR [真空管の備忘録]

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現行の12AX7から元の聴感で選別した組み合わせに戻す。
10年経ってもその評価は変わらず、その根拠をμTracer3+の数値が裏付けている?

但し、その変化量は非常に小さく自己満足の世界(笑)
偶々ビンテージ管を譲り受けたり、安く入手出来ていたが現在の流通価格で買い揃えようとは思わない。

PM 12AX7HGからMullardへの換装の変化はPM 12AX7TからBRIMARへの換装時の変化量よりも少ない(^^;
このことからTRV-EQ3SE/A.k premiumは前段にハイゲインの増幅管を使用し後段はゲインよりも調音を優先した球を選別した方が良いという仮説を立てる。

今後はそれを検証していく。


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新 TRV-EQ3SE/A.k premium 12AX7の選別  PM 12AX7HG-BRIMAR ECC83 [真空管の備忘録]

現行管でのパフォーマンスが確認できたところでビンテージ管との差を確認していく。
まずは後段をBRIMAR ECC83に戻す。
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過去の試聴結果からPM12AX7TがBRIMARより優位に立つことは無かったが今回も同様(^^;
前段にMullardを使わなくてもPM 12AX7HGでその差を上手く出している。

これで前段をMullardに戻したときどうなるか?


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新 TRV-EQ3SE/A.k premium 12AX7の選別  PM 12AX7HG-Svetlana 12AX7、PM 12AX7T   [真空管の備忘録]

後段のGolden Dragon ECC83TをSvetlana 12AX7に変更。
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前段のPM 12AX7HGのキャラが優先されるようでほとんど変化はないがそれまでのGD ECC83Tのが良かったようにも感じる(^^;
それでもC22の15TypeⅢとの切り替えで優劣は聞き取れなくなっている。 

PM 12AX7HG-PM 12AX7T
1025b.jpg
同じブランドだが内部構造の異なる12AX7の組み合わせ。
もう微々たる変化で比較試聴も面白くなくなってきた(-_-;

現行管の組み合わせでここまでの音が出ればビンテージ管に拘る必要は無い?
あとは気持ちの問題(笑)


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新 TRV-EQ3SE/A.k premium 12AX7の選別  PM 12AX7HG-GD ECC83T  [真空管の備忘録]

前段にハイゲイン管PM 12AX7HGを使い後段にGolden Dragon ECC83Tを持ってくる。
1019a.jpg
せっかく新品で購入したのだからもう少し試す(笑)

エージングも進んできたようでC22の15TypeⅢとでも嗜好の差レベルになっている。
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やはり前後段にハイゲイン管を使うより後段は標準が良い。
このパターンが正しければ、これまで聴感だけで決めていた組み合わせをμTracer3+での測定カーブを使って説明できそう。

少なくともTRV-EQ3SEは前段にハイゲインの球を使うことが重要。
後段の球の換装でそれぞれの音色の違いが確認できるのか試していくが現状で十分な音色になっているので変わんないかな~。



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新 TRV-EQ3SE/A.k premium 12AX7の選別  T-Sol ECC803S-PM 12AX7HG [真空管の備忘録]

ハイゲイン仕様PM 12AX7HGのμTracer3+での測定カーブは自分にとって音が良いとする特性を持っていた。
逆に言えば自分の好みはパワーをぶち込んで音を歪ませた音色になる?
一聴して直ぐ分かるというのも標準よりもハイゲインの球であれば当然か(笑)

T-Sol ECC803S-PM 12AX7HG
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TUNG-SOLと似た特性カーブなので出てきた音もメリハリの強い現代的な音。
正直 品のない雑な音色になるのかと思ったが、特に音が歪むような感じはしない(笑)
ピュアオーディオ用としても使い方を間違えなければ選択肢になる。

PM 12AX7HG-T-Sol ECC803S
1011b.jpg
ゲインが高いので前段に持ってきても音色はほとんど変わらない。
そしてTUNG-SOL ECC803S 4本と同様の印象になる。

つまり4本ともハイゲイン管は必要ない?


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新 TRV-EQ3SE/A.k premium 12AX7の選別 T-Sol ECC803S-PM 12AX7T [真空管の備忘録]

4年ほどC22のフォノイコ用に使ったPM 12AX7T Trustworthy-Valve復刻版
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新品のGD ECC83Tと比較してもそれほど劣化していないようなので再測定して試聴
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PM12AX7Ta.JPG
PM12AX7Tb.JPG

プレート電圧(Va)を連続的に変化させた時のIa
PM12AX7Ta._1JPG.JPG
PM12AX7Tb._1JPG.JPG

コントロールグリッド電圧(Vg)を連続的に変化させた時のIa
PM12AX7Ta._2JPG.JPG
PM12AX7Tb._2JPG.JPG

ヒータ電圧(Vh)を連続的に変化させた時のIa
PM12AX7Ta._3JPG.JPG
PM12AX7Tb._3JPG.JPG

以前の試聴記を読み返し特性カーブを比べればGolden Dragon ECC83Tに近いとは思うが....
今回は前段には使わず後段のみでの試聴。
10108c.jpg
比較対象は他の球の音色ではなくNAGAOKA MP-500 VS C22のPhono+UA-7045+HS-3+V15TypeⅢ+VN35MRB+純銀リード線(金メッキシェルチップ)での再生音

これまでの聴感での印象は

前段 TUNG-SOL ECC803S
後段 TUNG-SOL ECC803S<Golden Dragon ECC83T<Svetlana 12AX7 

だったがPM 12AX7TはSvetlana 12AX7同等か若干良い感じ。

当時のGD ECC83TとPM 12AXT7の評価とニュアンスは違うがPMの優位性は変わらなかった。

ただ重箱の隅をつつくような差で普通に聴く分ならどれでも構わない(笑)



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新 TRV-EQ3SE/A.k premium 12AX7の選別 T-Sol ECC803S-Svet 12AX7 [真空管の備忘録]

前段TUNG-SOL ECC803S 後段Svetlana 12AX7
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Svetlana 12AX7もGolden Dragon ECC83T同様μTracer3+での測定カーブは平凡。
第一印象はGolden Dragon ECC83Tより更に大人しくなった。

昔試聴したときはもっとストレートに音が前に出る印象だったが、μTracer3+の測定データ通りの音調で出しゃばらずにTUNG-SOL ECC803Sを上手くコントロールしている感じ。
聴感でもGolden Dragon ECC83Tより好みだ。

C22のフォノイコ+15TypeⅢの再生と比べてもイイ感じ。

前段Svetlana 12AX7 後段TUNG-SOL ECC803S 
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若干マイルドになったかなー程度で派手さは無いが音の芯はしっかりある。

Golden Dragon ECC83Tとは違い前後段入れ替えてもそれほど変わらないと感じたが...

片面聴いてから15TypeⅢに切り替える.....

うーん! ダメかー。

これでは15TypeⅢには勝てない(-_-;

やはり前段にTUNG-SOL ECC803Sを使った方が良い。

比較しなきゃ十分満足できるレベルなのだが....

C22のPhono+UA-7045+HS-3+V15TypeⅢ+VN35MRB+純銀線(金メッキシェルチップ)が手強すぎる?(笑)


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新 TRV-EQ3SE/A.k premium 12AX7の選別 T-Sol ECC803S-GD ECC83T [真空管の備忘録]

球が冷えてから換装しある程度通電してから再生となると、もうその前の音は忘れている(笑)

昔は頻繁に差し換えて聞き比べていたが、今回はTRV-EQ3SE/A.k premiumのMMで NAGAOKA MP-500を使いC22のフォノイコを使った15TypeⅢでの音と比較をメインに試聴する。
C22のフォノイコには松下の片極ハイパー管仕様。
内蔵フォノイコの再生表現を上回らなければボツとなる(笑)

まずはTUNG-SOL ECC803S 4本の組み合わせからGolden Dragon ECC83Tをブレンドした音調の確認をしてみる。

前段TUNG-SOL ECC803S 後段Golden Dragon ECC83T
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TUNG-SOL ECC803S 4本の組み合わせの現代的な音調からちょっとホッとするような音色に変化。
解像度が落ちたわけではなく角が取れた感じでTUNG-SOL ECC803S 4本使うより好みの音になった。

前段Golden Dragon ECC83T 後段TUNG-SOL ECC803S 
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音色が更にまろやかになった感じで一聴では物足りない気もしたが再生表現の個性のレベルの問題でしっとりとした再生もアリか....?

と思ったが15TypeⅢの再生表現には負けることを確認(-_-;

再度 前段TUNG-SOL ECC803S 後段Golden Dragon ECC83T に戻す。
やはり前段の球のキャラが優先する。

この組み合わせなら15TypeⅢより更に芯のある再生表現をする。

しかしNAGAOKA MP-500の優位性までは示せず互角レベル。


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新 TRV-EQ3SE/A.k premium 12AX7の選別 TUNG-SOL ECC803S [真空管の備忘録]

2009年7月 TRV-EQ3SE/A.k premiumの増幅管(12AX7)をメーカー別に換えると音色が変わる事を体験してから多くの球を試し最終的にMullard-BRIMMARの組み合わせで落ち着いた。

しかしそれからもう10年。

音質が劣化した感じはしないが使いこなしの蓄積でアンプ内蔵のフォノイコでもよい音が出るようになるとTRV-EQ3SE/A.k premiumの存在感が....(^^;

これまでTRV-EQ3SE/A.k premiumの音に近づけようとチューニングしてきたから当然なのだが、今度は内蔵フォノイコでは絶対出せない再生表現をもう一度12AX7の選別で探したくなった。

聴感だけではなく今回はμTracer3+という強力な助っ人(笑)もあるので球の特性を見ながら組み合わせの傾向も調べられる。

以前試した球の中には既に入手不可な球もあり現在入手可能な球をメインに組み合わせていく。
最終的にMullard-BRIMMARと比較すればその変化量も分かりやすいだろう。

まずはTUNG-SOL 12AX7/ECC803S GOLD PINS 
ノーマルのTUNG-SOL 12AX7をペアで使ったことはあるが4本での試聴は初めて。
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前段に測定値の良かったd,e 後段にc,fを使った組み合わせで試聴。

第一印象は測定値通りの音質で特に不満もない。
まずはこれを基準にスタート!


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松下12AU7のノイズ [真空管の備忘録]

センターチャンネルに使っているSV-S1616D(多極管仕様)の片チャンネルからブツブツとノイズが出るようになった。
この音は増幅管かなーと1本の12AU7を交換したら症状は無くなる。
KT150側に使用していた松下12AU7_2。
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接触不良のような感じで端子を磨けば直る気もするが取り合えず松下12AU7_3に交換。
4月にμTracer3+で測定しているので現在の測定値と比較してみる。

Matushita2AU7.JPG
松下12AU7noize.JPG

Matusita2AU7_1.JPG
松下12AU7noize_1.JPG

Matusita2AU7_2.JPG
松下12AU7noize_2.JPG

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松下12AU7noize_3.JPG


クイックテストでの数値が低下しているが、その他の数値はそれ程変わっておらずノイズの原因となるようなカーブも見られなかった。
5カ月ほどで10%程の低下は出力管にKT150を使っているからかな?

原因の特定は出来なくてもこうやって経過を観察できるのがμTracer3+の良いところ。

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