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蓄音機 [蓄音機]

実家を整理していたら数枚のSP盤が見つかった。
昔 電蓄がありそれで聴いていた。
その後電蓄は壊れSP盤だけは残したようだが、かなり雑に扱われた盤質の状態は悪く特に名盤も無い。

ただ、なんとなく聴いてみたくなった。

それも蓄音機で(笑)

映画『プライベート・ライアン』では廃墟と化した町で蓄音機を引っ張り出しSP盤を再生するシーンが印象的だった。
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蓄音機と言うと音質に関してはノイズだらけの酷い音のイメージがあるが...
CDが登場した時これからはデジタルの時代だとLP再生でのノイズをバカにしていた様に、LP再生派は蓄音機で聴くSP再生を見下していたのではないか?

そもそも蓄音機の再生原理がどうなっているのかさえ知らない。

ネットで検索すると色々と情報が見つかる。

流石に今更HMV「HIS MASTER'S VOICE(英国グラモフォン社)」の蓄音機を手に入れたいとは思わない。
自分のような骨董価値のある貴重な品でも勝手に分解して壊してしまうような者は安物で遊ぶのが世の為でもある(笑)

オークションを見るとコロンビアの蓄音機が多く出品されているので壊しても部品調達しやすいと判断。
CLUMBIA(コロンビア)/No.212 ポータブル蓄音機
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を手に入れた。

但し既に80年以上昔の製品である。
まともに動く方が不思議だ。

正直オーディオレベルで語れるような音では無い(笑)
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それでもライフラインを失い自然の音しか聞こえない環境では、この酷い再生音でも音楽が流れてきたらみんな感動するだろう。

ニッパーのように蓄音機に耳を傾けている自分がいる(笑)

しかしサウンドボックスをよく見ると.....
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まずはこれを何とかしたい。



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