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DCX2496 再起動 [マルチアンプ]

A7を導入した時10年間は内部は弄らずセッティングだけで頑張ると決めていた。

復刻ではあるがC22+MC275を手に入れた時はこれで完結と期待したが....

現在ウェブ上には無いが昔のファイルウェブの日記を読み返すとDCX2496を導入したのは2003年暮れ。
当時低域に締まりはあるが高域の硬いB-2102MOSと低域は緩いが豊潤な中高域を持つMC275の良い所取りを目指しA7導入後10年を待って初めてマルチアンプに挑戦した。

始めは残留ノイズに悩み2007年頃の日記はその対応に苦労している。
2008年には片チャンネル1台のDCX2496を使う事で満足していたが2010年に手に入れたVOSS PS-D700との比較ではあっさりとメインの座を退いた(^^;


それから5年。
当時ディスコンになり安く手に入れる事が出来たPS-D700も現在当然市場には無い。
改造もしているので修理も無理だろう。

分配ケーブルを自作し生きているチャンネルと他のチャンデバでコラボした音づくりを試したがこれは失敗。
そうこうしている内にPS-D700は本体からノイズが出るようになり完全にアウト(-_-;


取りあえず音楽が聴けるようにDCX2496の再登場になった訳だが既に1台は処分してしまったのでPS-D700からだとかなりのグレードダウンになる(-_-;

現在もDCX2496は販売されているが最新のバージョンはPCMCIAカードスロットが付いていない。
今時カードスロットやスマートメディアなんて無いか(笑)
当時は最先端でもPC系はすぐに時代遅れになる(^^;

長くオーディオをやるには音質も重要だがそれ以上に長く作り続けられている製品を選ぶことが重要だ。
A7だって半世紀も作り続けられた製品なのでオリジナルは無理でもパーツは何とか揃えられる。

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さてDCX2496の再構築だがメモリーカードに当時のデータが残っていたので楽に出来た。
始めはグレードダウンでやる気になれなかったが、それに代わる新しいチャンデバの構想も無く、弄っていくうちに新しい使い方が浮かんできた。

接続するパワーアンプも変わり、それなりの対策をして来た結果か1台でも残留ノイズは気にならずPS-D700の音とは違うがそこそこの音が出るようになってきた。


価格じゃない!やはり使いこなしが一番大事だ。

PS-D700への未練は吹っ切れた(笑)



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