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VN35MRB(BASIE MODEL) [カートリッジ・シェルリード線]

最近のJICO交換針が面白い。
前回は黒柿のカンチレバーで作られたVN35 KUROGAKIを入手したが、今回はジャズ喫茶ベイシー 菅原正二氏監修のV15 TypeⅢ用交換針。
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オリジナル同様針圧:0.75g~1.0gで他の互換針より軽針圧になっている。
カンチレバーはアルミで針先はマイクロリッジチップ

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オリジナル針での比較試聴は以前したことがありオリジナルに似せてチューニングした最終型がMG10+V15TypeⅢ+VN3G+オーグライン Compeとなっていた。
今はVN3Gを折ってしまいVN-35HE仕様(^^;
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これを基準にVN35 KUROGAKIに使っていたツゲ材のヘッドシェルの組み合わせにVN35MRBを組み込む。
HS-3+V15TypeⅢ+VN35MRB+純銀線(金メッキシェルチップ)
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プリアンプはC22のPhonoでの試聴

VN35 KUROGAKIは音質よりも遊び心を優先したものだったが、こちらは納得のピュアオーディオ仕様。
ヘッドシェルの重量と針圧0.2gの差がそのまま出ている感じで軽快でハイスピードなVN35MRBに対しVN-35HEは重厚だが重すぎず音楽のタメをうまく表現できる。

同じカートリッジでも針先、ヘッドシェル、シェルリード線の違いでここまで表現が変わるレコード再生の怖さと面白さ(笑)

評価は使い手のスキルに委ねらる(^^;
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カートリッジのケースは使い道のないものが多いがレプリカの木製箱は互換針を3本収納でき針先だけを交換できるMMカートリッジならではの用途に使える。


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