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三種のサウンドボックス [蓄音機]

手に入れたジャンク品

COLUMBIA No.15 
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ダイアフラムがカンチレバー接合部で割れている。
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鉄針を固定するネジの欠品

COLUMBIA No.9
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ダイアフラムは無事だが鉄針を固定するネジが途中で破折し外せない(-_-;
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NIPPONOPHONE
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サウンドボックス自体は問題ないが...
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アームに接続するスロート口径が違い固定できない(^^;

さて...

どうするかな.....

まずNo.15だが本体裏側のオレンジ色の防振ゴムはあまり劣化していないので、手持ちのNo.15と裏側全面を交換した。
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ハネナイトで自作したパッキンとの差は歴然(^^;
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全然良くなった(笑)

次にNo.9だがカンチレバーはNo.15と同じものが使われている。

ということで裏面を外したNo.15から更にカンチレバーも外しこれをNo9に移植する。
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可動部はボールベアリングが入っているが完全にゴミで固着していた。
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不用意に掃除していたらボールをバラまいてしまい探すのに一苦労(-_-;
ジャンクだからこそ弄れる場所だ(笑)
何とか移植に成功し鉄針を固定するネジはM2.0で代用しているが若干ピッチが違うかも(^^;
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まあNo.15の固定ネジを併用すれば済むことだが。
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スロート口径はNo.15と同じなので装着は問題なく音が出るようになった。

問題はNIPPONOPHONE

これはCOLUMBIAの前身のものらしくカンチレバーは異なるがダイアフラムは同じものを使っている。
COLUMBIAよりアーム接合部のスロート口径が大きくブカブカ。
ここで閃いたのが指サック(笑)
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アーム部分に装着しそのまま押し込んだら固定できた。
ダンパーの役目もする?
ただ装着してストッパーまでひねってしまうと針とレコード盤との角度が寝かせすぎになってしまいうまく再生できない。
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角度を手動で微調整すれば音が出てしまうのがアナログの面白いところ(笑)
ただ正確な位置に固定できるようにしないとなー。
また考えよう。

No.15は部品取りとして既存のNo.15が甦り、No.9、NIPPONOPHONEも取り合えず音が出せるようになったのでチャレンジは成功(笑)
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これでようやく蓄音機でいろいろ遊ぶことができる。


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