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TB-2000 サブアームの更新  [トーンアーム]

GT-2000から外したPUA-9 は本来のTTS-8000を搭載したダブルアーム用キャビネットTB-2000 に移動。
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専用のアームベースがあるので換装は容易に出来る。

フォノケーブルはUA-7045に使っていたPA-2075DR V2をそのまま使用。
SPU #1+AC-4000MCがC-2301のフォノイコを使うようになったのでPUA-9 はTRV-EQ3SE/A.k premiumのMC1に固定。

純正のプレーヤーとの組み合わせになり当然ながら安定したトレースをする。
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しかし新生SPU #1の再生を聴いた後では物足りないんだよねー(笑)

今度はこのアームに合ったカートリッジ探しが始まる。


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GT-2000 標準アーム(YA-39)のチューニング [トーンアーム]

折角苦労してGT-2000にグレードの高いSONY PUA-9を取り付けたのに...
まさか元に戻すなんて思ってもいなかった(^^;

「これがレコード再生の怖さと面白さなんだよ!」と開き直るしかない(笑)

GT-2000のトーンアーム交換記事だけでも10,000以上のページビューあり、GT-2000ユーザーの関心が高いことが分かる。

しかし過去の日記を読み返すと地道にチューニングしていった標準アーム(YA-39)は結果的にトーンアーム交換同等の成果があったことを証明した。

既に一部リンクが切れた状態なので追加更新する。

トーンアームをそのまま元に戻すのも癪だったので再度アームケーブルをグレードアップした(笑)

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YA-39は直付けのケーブルで10年程前にシャークワイヤー SG08F2に交換し非常に効果があった。
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今回はワンランク上のSG10E2に変更。 
4芯+アース付きのシールド線なのでSG08F2より交換しやすかった。
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RCAプラグもシャークワイヤー T-26CX/RHで奢る。

以前チューニングした部分

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アームベースの強化
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アームベースの裏側、ベースのポール(アームを固定する空洞の柱)を取り外し内部を硬化しない油粘土で充填し制振する。
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充填したアームベースの裏側は1mm厚のMg合金の板で蓋をしている。

このアームベースの欠点は前後2本のネジだけで固定していること。
更に5mm厚のCFRP板を加工してスペーサーとして使う。
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この5mm厚のCFRPがR50 Bloomのキャラに貢献している感じがする。

トーンアームのジンバル部を支えるテーパーピンを外しボールベアリングに接する尖った部分を再研磨してみる。
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テーパーピンの研磨が効いたのかアームの動きがスムーズになり針先からのノイズが少なくなった。

SPUも装着できるように制振も兼ねたMgの補助ウェイトを追加している。
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ただ現状のチューニングはSPUには向かないので意味が無くなった(^^;

オールマイティーではないが複数のプレーヤーを持つなら個々のキャラクターを強めたセッティングにする方が楽しめることを実感。


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元に戻す勇気 [トーンアーム]

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「変化量を体験として蓄積しないと、使いこなしの次のステップには進めない」井上卓也 著


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ダブルアーム化計画 HT-840編 [トーンアーム]

現在三台のレコードプレーヤーに4本のトーンアームを使って楽しんでいる。

GT-2000 PUA-9
TTSー8000 AC-4000MC UA-7045 
HT-840 AC-3000MC 

TRV-EQ3SE A.k.premium 3系統のPHONO入力とMM,MCの切り替えができるSANSUI C-2301のPHONO入力を使用。

TRV-EQ3SE A.k.premiumのMM入力はAC-3000MCでOrtofon SPU GTEとGE バリレラ VRⅡに固定されつつある。
MC1、MC2入力はPUA-9、AC-4000MCで各MCカートリッジを使い分けている。
C-2301のPHONO入力はUA-7045でMP-500他残りのMM,MCカートリッジ用にしているが使い切れていない(^^;

McIntosh C22(復刻)にもMMだが立派なPHONO入力があるし....

流石に4台目のレコードプレーヤーを置くスペースは無いが、なんとかコンパクトなサブのトーンアームが付けられないかとリニアトラッキングアームの構想を立てた。

当然そんなものは市販されてはいないので不要になったトーンアームをバラし3Dプリンター用のパーツを使い組み立ててみたが....挫折(-_-;
上手くトレース出来ずそれに対応しようとすると大げさな形になり本来のサブではなくなってしまう(^^;

まだまだスキルが足りないなー(-_-;

折角HT-840側面に固定できるアームベースを作ったので、安直にHT-840の付属アーム AU-800を引っ張り出しダブルアーム化した(笑)
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ゴールデンウィークからずーとリニアトラッキングアームのトレース対策ばかり考えていたが、AU-800の追加はアームベースの再加工を含めて2時間程度で音出しまで出来てしまった(^^;
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初めからこれにしとけばよかった(笑)

McIntosh C22のPHONO入力に繋ぎ使用するカートリッジは決まっていた。

MG10+V15TypeⅢ VN3G +オーグラインCompe 0614a.jpg
McIntosh C22(復刻)のフォノイコとの相性も良く高解像度を求めないポップスや歌謡曲を聴く分にはTRV-EQ3SE A.k.premiumで聴くのとはまた違った魅力を引き出せる。
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最近新譜のレコードは買わず手持ちのレコードを聴き直している。

昔買ってそれ程でもなかった盤が....
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」
と教えてくれる(笑)

C22とV15TypeⅢの組み合わせが良いのでUA-7045のアームに変更したらどうなるかな?
こういうのがレコード再生の面白さだ。



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ラテラルバランスの調整 [トーンアーム]

オーディオクラフト AC-3000MC、AC-4000MCは一点支持型オイルダンプ式スタティックバランストーンアームで一般的なジンバルサポート型スタティックバランストーンアームとの違いはラテラルバランスの調整が必須である事。

ラテラルバランスが取れた状態
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こんな状態でもアームは静止している。

一点支持型は針先とアームの軸の二点だけで支えられる理想的の構造だが....

取扱説明書には非常に曖昧な調整法しか書いていない(-_-;

説明書通りにラテラルバランスの調整をしていると針圧も微妙に変わり...
インサイドフォースキャンセラーを調整するとラテラルバランスが崩れる(^^;

アナログだから多少ずれていても音は出るのだが。
もう少し精度を高めたい。

以下、自己流の調整法なので真に受けないように(笑)


必須アイテム
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針圧計と水平器


AC-3000MCのダンピング調整ノブは平なので水平器が置ける。
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十字のマーカーでラテラルバランスの調整が出来る。
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ダンピング量によって落ち着く時間も変わるのでアームのストレッチは入念に。
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先にインサイドフォースキャンセラーを指定してから針圧とラテラルバランスの微調整でベストポイントを探す。



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トーンアームのオイル交換 [トーンアーム]

現在使っているオーディオクラフト AC-3000MC、AC-4000MCはワンポイント支持型オイルダンプ式スタティックバランストーンアームでダンピング用シリコンオイルは2年に一度位の交換が必要とある。

導入後2年が経ったのでダンピングオイルを交換する事にした。
まずはオイルカップの洗浄。
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使用頻度にもよるのかもしれないが変色等の劣化はみられなかった。
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オイル交換の肝は注入用注射器の存在でこれで適量(0.3cc)の注入が可能になる。
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粘度が高いので15分ぐらいはアームを動かさないようにする。

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交換後の音の変化は....

わからない(^^;

もう少し間隔を空けても大丈夫かな?



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トーンアームの交換 UA-7045 [トーンアーム]

当初ダブルアーム後方のサブにはUA-5045同等品を使っていたが、利便性を優先しオートリフターのあるYA-39を無理やり設置した。
ただ慣れてくるとオートリフターが無くてもそれ程不便さを感じなくなってくる。
それよりも以前UA-5045同等品で聴いたバリレラの音が忘れられず(^^;
またYA-39のアームベースの固定が2ヶ所しかなく不安定なのも気に入らない。
元々がGT-2000専用のトーンアームなので仕方ないが他のプレーヤーに設置する場合微調整が難しくアームベースのゼロバランスを取るのに非常に苦労する。
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かと言ってUA-5045同等品に戻すのもアームレストの問題もあり気が進まない。
そこで新たにトーンアームを探すことになるが、UA-5045同等品を使った経験からインサイドフォースキャンセラーの調整が簡単で更に昇降機能のあるUA-7045を探すことにした。

ロングアームバージョンのUA-7082というのもあるが実効長がAC-4000MCと同じ280mmでまたキャビネット自体の切削加工が必要になる可能性があるので今回は却下。
AC-3000MCとAC-4000MCでのアーム長の違いによる優位さは今のところ感じてはいない。

なんとかUA-7045を入手。
UA-5045同等品と共通パーツがあれば交換部品として使えるかなと考えたが、同等品に比べ単に昇降機能とアームレストの一体化の違いだけでなく、実際にはウェイトの大きさと形状も別物で細かい仕上げも結構違う。
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アームの支柱も太くなり既存のアームベースを削り調整する必要はあるが、アームスタビライザーは大きい方が好きだ。
換装は以前のUA-5045で作成したテンプレートがそのまま使えるので簡単。
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お馴染み(笑)のCFRPでアームベースの隙間を埋めしっかり固定する。
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高さの微調整とインサイドフォースキャンセラーの設定はダイヤルで調整できるので奥にあるサブアームでもヘッドシェルの交換はしやすい。
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カートリッジの性能を極限まで引き出すタイプではないが、神経質にならず色々なカートリッジでレコード再生を楽しむ私の使い方に合ったトーンアームだ。
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自分の使い方に合ったトーンアームとは [トーンアーム]

レコードプレーヤー3台と4本のトーンアームで色々なカートリッジを使い分けていく過程でようやく自分にとって優先するべき事が分かってきた。

レコード再生を楽しんではいるが自分はズボラでめんどくさがり屋である(笑)
正直ミリ単位の調整はできないし厳密な水平も取れてはいない(^^;
大体自分の耳の位置も形も左右対象ではないんだからあとは感覚的な問題だと開き直っている(笑)

アナログは調整箇所が多くチョットしたことで再生音は変わるが、求める音の方向性さえ決まっていればアバウトな調整でもそれなりの音色になり許容範囲は結構広いと考えている。

またそこから突き詰めていけば さらに上の再生が出来るのも事実ではあるが(^^;
始めから理論だけのガチガチのセッティングで窮屈な思いをするより まずは楽しく聴けるような調整を優先する。

複数のカートリッジを変えて楽しむ聴き方をする上で重要になってくるのはトーンアームの扱いやすさ、交換後の調整のしやすさだ。

PUA-9がインサイドフォースキャンセラーとアームの昇降が手軽にでき一番扱いやすい。
オーディオクラフトのアームは昇降は面倒だがIFCの設定は容易でヘッドシェルの交換も最近は苦にならなくなってきた。
問題はダブルアームで奥に設置したYA-39。

今までバリレラ専用として使っていたが、実は以前使っていたUA-5045 同等品の時の音のが良かった(^^;
YA-39に換装した時の第一印象は失敗したかな?だった(笑)
まだセッティングも詰めていない段階だったので何とかなるだろうと思っていたのだが....

最近バリレラにはオイルダンプを効かせたAC-3000MCのが合っているのではないかと試してみたら....
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外せなくなった(^^;


そこでYA-39にはV15TypeⅢ、MP-500Hを使ってみたが...
C22のMMポジションでもそれ程悪くはないがインサイドフォースキャンセラーの位置の架け替えが非常に面倒だ。
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このタイプは他にSMEやSAECがあるが自分のような使い方をする者には向かない。
ただYA-39にはオートリフターが付いているメリットがあるのだが....


また悪い虫が騒いできたぞー(笑)


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AC-3000MCのグレードアップ [トーンアーム]

オーディオ全盛期 先人は音のためならと自らがオリジナルでいろいろの物を作り楽しんでいた。

AC-3000MCには他社よりも大きなアルミブロックのスタビライザーが付いてる。
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SMEやオルトフォンのアームベースは元々木製のキャビネットに装着することを想定して作られたものだが、日本では剛性の高いレジンコンクリートのようなキャビネットが登場し、スプリングとゴムで緩衝するキャビネットから、リジットでがっしり音を捉えるキャビネットが主流になった。

となるとマニアはもっとがっしりした物に付け替えるとどうなるのだろうという発想が湧く。
そしてそれを実行してしまうつわものが出てくる(笑)

これもその一つ。
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オーディオクラフトのトーンアーム用のスタビライザー。
ヤフオクで手に入れたものだが....

ステンレス製で約1.8Kgある。
付属のスタビライザーはアルミ製で436g(^^;
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本当はAC-4000MCに使いたかったが既にハウジングギリギリで装着は無理と分かっていた。
AC-3000MC用と考えていたが予想以上にでかくLo-D HT-840でも入りきらない(^^;
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普通ならここで諦める...

かけたが...

失敗することの恐れより好奇心のほうが勝った。

今ここにバカが継承する(笑)

このスタビライザーを作る手間を考えれば 二層構造になっているHT-840のパーチクルボードの穴を広げることぐらい大したこと無い?
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HT-840のキャビネット上部はレジンコンクリート(バルク・モールディング・コンパウンド)で出来ているので剛性も高く1.8kgの重量でも撓むことなく支えられるだろう。
重量配分が大きく変わり水平を取るのが難しくなるか。
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ただの鉄くずが今、再びAC-3000MCの要として甦る。

他のプレーヤーがトーンアーム交換で更にグレードアップし影が薄くなっていたHT-840だったが、アームが短いハンデをスタビライザーで補完し追いついた感じだ。


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GT-2000 トーンアームのチューニング [トーンアーム]

取り合えず全てのアーム交換が完了したがまだ細かい調整が残っている。
GT-2000の新しいインシュレーターが落ち着いた段階で次の調整。
普通水準器でターンテーブルの水平を取ると思うがそれでアームも水平に取れていると思ったら大間違い。
オーディオクラフトのような一点支持のアームならラテラルバランスも調整できるのでそれほど気にする必要は無いがPUA-9やYA-39のようなジンバルサポートタイプのアームでは注意が必要だ。

GT-2000の場合前後二箇所をボルトで固定しているが初めからアームベースとキャビネットの間に隙間が出来ていた。
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キャビネットに埋め込んだ鬼目ナットの周囲が若干盛り上がり水平でなくなっている。
ヤスリである程度面取りしたが完全密着とはいかない。

アームベースは5mm厚のCFRPを使っているが何故ドライカーボンかというと薄くても変形したり撓みにくいメリットがある。
更にオイルダンプアームにハイスピードな音を要求する場合は効果的だと思う。

今回キャビネットとアームベースのがたつきを取るため間に1mm厚のハネナイトシートを挟んだ。
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トーンアームをガッチリキャビネットに固定するのではなくターンテーブルに合わせてトーンアームの水平が取れるようにボルトの締め加減で調整する。
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TB-2000のYA-39もターンテーブルに対して若干ズレていたのでアームベース下部にハネナイトを挟み再調整するがAC-4000MC同様YA-39のアームベースが大きくアームベースのハウジング内に収まらずはみ出してしまう(-_-;
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もう一捻り取り付け方法を考えないと完璧には調整が出来ないが、まあここはモノラル専用だしオートアームリフター優先でいいか~(笑)


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