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転換期 Part2 [その他]

自分だけでなく世の中も色々と転換期を迎えようとしている。

ONKYOの倒産と共に「PHILE WEBコミュニティ」もサービス終了のアナウンスが....

正直よく耐えたと思う。

ドルビーサラウンドからのフォーマット戦争に巻き込まれ何時まで経っても成熟しないサラウンドソフト。
作っても翌年には陳腐化するAVアンプを何十年も作り続けたら疲弊して潰れるのは当たり前。
2010年スイングジャーナルが休刊になったあたりでJAZZが死に、JBLも元気がなくなりオーディオ機器もクラシック向きのものが多くなった。
更に行き過ぎた著作権保護が追い打ちをかけ本来アピールしなきゃならない音楽再生さえまともに出来ず新しい音楽の出会いは全く無くなる。
逆に80年代の音楽が再び脚光を浴び始めているのは自分にとって好都合(笑)

対して一般家庭でどれだけのオーディオ、シアター環境を得られているのか。
昭和の時代は応接間や床の間といったオーディオセットを置ける環境があったが、現在の家は主婦目線の間取りで2本のスピーカーでさえ左右対称に置くことが困難の中でマルチチャンネルが普及するはずがない。
若者が賃貸の集合住宅で普通に音楽を聴くことさえ難しい。
ステレオやマルチチャンネルに拘らず昔の電蓄、デコラのような家具調のものを部屋の隅におけるシステムを考えたらどうなのか?
ハーツフィールドやVITAVOXはモノラルでもリビングに音を十分満たす事はできていた。
旧態依然の形に拘らず、それこそ住宅展示場にセットし奥さんが納得できるシステムオーディオ、システムシアターを提案しなければ。
家にいる時間が長い主婦を取り込まなければオーディオに未来はない。
実際PHILE WEBの若い編集者にオーディオマニアがどれだけいるのかな。
年取った評論家とメーカーの広報に丸投げしたような内容の記事ばかりだ。

コミュニティも当初はオフ会など盛り上がっていたが2013年辺りから裏サイトの存在が酷くなり自分も一時距離を置いた。
それでもPHILE WEBコミュニティのおかげで得た人脈、スキルは独学では絶対不可能で本当に勉強になりこのブログにフィードバックされている。
自分の日記は問題ないがお気に入りユーザーの貴重な日記をどう保存していくか。
リンクを貼ってある製品レビューも修正しないと。

今後は
正直80年代からの音楽を謳歌してきた自分に新しい曲の出会いを求めていくのはどうでも良くなってきた。
シアターも5.1chに留まったことで最先端を追う必要も無くなり気が楽(笑)

既に生涯視聴し切れない名盤として残る音源、映像ソフトを所有している。
システムが熟成し当時聴いたイメージ以上の再生表現が得られるので結構新鮮だったりする(笑)
前倒しで製作した真空管アンプも結局はグッドタイミングだったようで、アンプ作りもやり切った感がある。
保守用の真空管のストックもあり贅沢しなければ困ることは無い。

このブログは初め「引き籠り親父の隠れ家」というタイトルだった。
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「オーディオ暗中模索」もタイトル返上かな(笑)


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