モノラルサウンド １本勝負！

1モノラル4サラウンド＋ボディソニックシステムのチェック用に選んだソフト

『錨を上げて』

Western Electricのスピーカーを300Bで鳴らしていた時代の映画

1945年製作で1.0ch DTS-MA
AV8801のPURE DIRECTではセンターチャンネルからしか音が出ない。

ミュージカル大作、20台のピアノによる演奏をモノラル再生でどれだけ楽しめるか？
チューニングの過程でSV-S1616DのKT150をEL156/Chinに換装。

MODEL 938-8AEはKT150よりEL156/Chinの方がより力強く再生する。

WEの末裔のALTECは数ワットのシングルアンプでも18畳の部屋全体に音を満たすことが出来る。

ただサラウンド再生のような受け身の聴き方ではなく、モノラル再生は自らが耳を傾け音像の中に入った方が楽しめる。

難しい複数台のピアノ演奏も無難にこなした。
女性ボーカルの高域はきつくなるのは仕方がないか(-_-;
当時のマイクも再生機器も14khz位までしか対応できていなかったと思う。

50年代ハスキーボイスの歌手が多かったのもそういったことがあったからかなー？
イコライザー追加で調整できると思うが現代の音楽ソフトには不要なのでこのまま放置（笑）

75年前のモノラルのミュージカル映画をこれだけ楽しめれば十分。
不作ばかりの最近の映画より全然面白かった(^^;

このチューニング効果は他の5.1ch音楽ソフトにも効いて1モノラル4サラウンド＋ボディソニックシステムの説得力が増した。