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OTOTEN 2019 [イベント・オフ会]

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横浜で開催していたA&Vフェスタは何回か行ったことがあるが、OTOTENは初めて。
といっても東京国際フォーラムに着いたのが14時で2時間程しか見られなかったが(^^;

自分の異端シアター環境(7.0ch サブウーハー無し+ボディソニック)がメーカー推奨のサラウンドに比べどのくらいの差があるのか確認しておきたかった。
映画を聴こうプロジェクトなんてのも気になる。

しかし....

結論は直ぐに出てしまった(^^;

残念ながらヤマハのブースには行けなかったが、8Kディスプレイと22.2chのサラウンド、デノン/マランツ ホームシアター専用ブースの音は一聴して問題外。

根本的なアプローチの仕方が全く異なる。
数だけ増やした小さなスピーカーでピュアの音楽再生なんてとても無理。
DOLBY ATMOSは自分の環境には必要ないことを確信。

更に気になったのが4KテレビでのBD再生。
『エンド・オブ・キングダム』のヘリ襲撃シーンの再生はまるでPCゲームを見ているようで実写とCGの差がハッキリ分かる(-_-;
自宅に帰って同じ映画を観直すと適度な解像度でCGと実写の差が緩和され観やすい(^^;
そういえば『Willow』でも同じようなことがあったなー。

DVDからBDになったときも感じたがHD750でのDVD再生の画質はDPX-1100より悪かった。
メーカーとしてはBDを高画質に映すことが最優先でコスト的にもDVD再生は互換維持できればよいという判断だろう。
DVDに対する思い入れは無かったのでBD優先で良かったが、今後4Kに移行する場合BD再生も良好なプロジェクターを探さなければならない?

OTOTENへ行ったもう1つの目的は聴感覚の補正。
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聴くことは出来なかったが、いずれ知り合いの所でじっくり聴かせてもらえるだろう。

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GM70を使ったCSポートのGM70PAと弩級のアナログシステムは聴いてみたかった。

価格を考えればこの位の音が出て当然。
個人的にはもう少し情緒を演出して欲しいかな。
カートリッジにAT-ART1000を使っているといっていたが特に耳に残るような再生でも無かった。

無駄足ではなかったのがPhasemationのブースで聴いたムターのカルメン幻想曲。
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片側の壁がガラス張りも影響しているかもしれないが数日前に自宅で再生したカルメン幻想曲とは印象の異なる再生表現をしていた。
スピーカー(FYNE AUDIO F1-10)の個性が際立っているのかスピード感と定位のしっかりした再生でこういう表現もあるのかと新鮮だった。

此方も自宅に戻り似たような表現が出来ないか調整。
価格的にはウン十分の一のシステムだが、こういう挑戦も楽しいもの(笑)

チューニング次第で価格差に嘆くことも羨む必要もない自己満足の再生が出来るのがレコード再生の良いところ。←負け惜しみ(-_-;

このアルバムは優雅に再生するものだと思っていたが、生音と同じ位の音量上げてガチで聴くと別次元の表現が聴こえてくる(^^;

「ボーっと再生してんじゃねーよ!」と叱られた(笑)

FYNE AUDIO F1-10が気になって調べたら、元タンノイの技術者が手掛けたという同軸ユニットは中高域にコンプレッションドライバー+ホーンを使っている。

やはり自分はホーンスピーカーが好きなんだなー(笑)