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ステレオサウンド リファレンス・レコード Vol.1 (アナログレコード2枚組) [オーディオソフト]

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フィリップス・レーベルが1982〜90年に録音を行なったものの中から、オーディオシステムのチェック用として優秀録音・名演を菅野沖彦氏が選曲したSTEREO SOUND REFERENCE RECORD 第1集:フィリップス・サウンドVol.1(CD)のアナログ盤
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1992年当時はステレオサウンド・クラブメンバーだけに頒布されるもので一般のCDショップでの購入は出来なかった。
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他に山中敬三氏が同様に選曲したVol.2と第3集:世界の五大コンサート・ホール(CD)、第4集:オール・アバウト・ジャズ・サウンド(CD)までは手に入れた。
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まだオーディオ初心者でインターネットも無い時代。
基準となる音源探しに苦労していたのでこのリファレンスCDの登場は非常に役立ち、その中で一番内容が良く聴き込んだのがフィリップス・サウンドVol.1(CD)だった。

雑誌の評論家の文章から浮かぶ再生音のイメージと実際に自分のシステムで再生される音との違い考えながら試聴を繰り返す。

時代は既にアナログ終焉に向かい収録曲のレコードを探してみたが見つからない(-_-;
SIDE-A ①④ SIDE-B ①⑩⑪はCDでさえ無かったので今回のレコード化は非常に貴重な音源だと思う。
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久々にステサン NO.103 1992 SUMMERを読み返すとアナログの製品情報は2件、2ページ分しかない(-_-;

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チョット値段は高いが内容と音質は文句なしの優秀盤。
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レーベルはフィリップスからデッカに変わっている。

CDでは一つの音色でしか再生できないがレコードならカートリッジ毎の再生表現が味わえ何度も聴き直せる。


[DISC 1]
SIDE-A

ヴェルディ 1813─1901
①歌劇「マクベス」:前奏曲
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ

マイアベーア 1791─1864
②歌劇「ユグノー教徒」:“ピフ、パフ”(第1幕:マルセル)
サミュエル・ラミー(バス)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ユリウス・レーデル

シューベルト 1797─1828
③歌曲集「白鳥の歌」D.957:第9曲;彼女の絵姿
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)

シューベルト
④音楽に寄せて 作品88の4 D.547
エリー・アーメリング(ソプラノ)
ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)

カルッリ 1770─1841
⑤ギター協奏曲第2番 ホ短調 作品140
「社交界の小協奏曲」
1. Allegro
ペペ・ロメロ(ギター)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮:アイオナ・ブラウン



SIDE-B

ソル 1778─1839
① セギディーリャ集:苦しめるのはやめてくれ
テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ギター)

ドヴォルザーク 1841─1904
②ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 作品90「ドゥムキー」
3. Andante ‐ Vivace non troppo ‐ Andante ‐ Allegretto
ボザール・トリオ
 メナヘム・プレスラー(ピアノ)
 イシドーア・コーエン(ヴァイオリン)
 バーナード・グリーンハウス(チェロ)

ベートーヴェン 1770─1827
「ネル・コル・ピウ(わが心、もはやうつろになりて)」の主題による6つの変奏曲 ト長調 WoO 70
③Thema
④Variation I
⑤Variation II
⑥Variation III
⑦Variation IV
⑧Variation V
⑨Variation VI
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)

プロコフィエフ 1891─1953
「ロメオとジュリエット」からのピアノのための小品
⑩バルコニーの情景
⑪モンタギュー家とキャピュレット家
ベラ・ダヴィドヴィッチ(ピアノ)



[DISC 2]
SIDE-C

ラフマニノフ 1873─1943
①ヴォーカリーズ 作品34の14
─チェロとピアノのための(編曲:レナード・ローズ)
ハインリヒ・シフ(チェロ)
エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)

ムソルグスキー 1839─1881
組曲「展覧会の絵」(編曲:ラヴェル)
② 1.プロムナード
③ 2.こびと
④ 9.卵のからをつけたひなの踊り
⑤ 14.バーバ・ヤーガの小屋
⑥ 15.キエフの大きな門
フィラデルフィア管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ


SIDE-D

マーラー 1860─1911
① 交響曲第5番 嬰ハ短調
第1楽章 葬送行進曲
ボストン交響楽団
指揮:小澤征爾


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