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「マンハッタン・ジャズ・クインテット」 [オーディオソフト]

オーディオを始めたころ自分の聴く音楽を模索していた。

好きな音楽を聴くためのオーディオだが単にノリで聴くだけなら当時はMTVが流行っていたこともあり映像のあるテレビや車の中で聴くだけでも十分だった(^^;

やはりオーディオをやる以上普段とは次元の違う感動を得たい。

オーディオ的快感が得られる音楽ジャンル、ソフトとは?

残念ながらアニメや映画をメインにしてきた自分にとって拘りの音楽ジャンルというものが無かった。
ジャズ好きの上司に紹介されたのが「マンハッタン・ジャズ・クインテット」
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マンハッタン・ジャズ・クインテット - Manhattan Jazz Quintet(1984年)
枯葉 - Autumn Leaves(1985年)
マイ・ファニー・バレンタイン - My Funny Valentine(1986年)
ライブ・アット・ピット・イン - Live At Pit Inn(1986年)
ザ・サイドワインダー - The Sidewinder(1986年)
マイ・フェイバリット・シングス - My Favorite Things: Live In Tokyo(1987年)
プレイズ・ブルーノート - Plays Blue Note(1988年)
キャラバン - Caravan(1988年)
フェイス・トゥ・フェイス - Face to Face(1988年)
マンハッタン・ブルース - Manhattan Blues(1990年)
A列車で行こう - Take The A Train(2004年)

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日本人(『スイングジャーナル』誌とキングレコード)が企画した国内だけで活動するジャズバンド。
ジャズという言葉が多様化して混沌としている中、デヴィッド・マシューズが日本人好みのスタンダード曲をアレンジし録音している。
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当時のジャズファンからは「まがいもの」と揶揄された様だが、自分のような初心者には往年のメロディと曲名を知ることができこれが基準となった。

何よりも録音が良く音量を上げればオーディオ的快感が得られる。
CDが登場しレコードとの聴き比べと調整をしていた時期でもあった。

オーディオ・フェアでもデモに使われ JBL Project K2 S9500で聴く「ライブ・アット・ピット・イン 」のロザリオの鳴りっぷりに感動しホーンスピーカー導入を決意した(笑)

レーザーディスク盤の「ライブ・アット・ピット・イン 」ではデヴィッド・マシューズがほとんど左手だけでピアノを演奏しているのに驚いた。
LDプレーヤーが今も現役なのはこのソフトのためだったりする(^^;

久しぶりに検索するとルー・ソロフ(トランペット)が2015年に亡くなっていたことを知る。
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現在もメンバーを換え活動しているようだが流石に物足りなく感じるようになってきた(^^;

ある程度聴き込んでいくと元となる過去の名演を聴きたくなってくる。
演奏者よりも曲名を頼りに昔のアルバムを探していくと.....
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いつしか好みの音源は50~60年代になった(^^;

当時「まがいもの」と言われた理由も今は何となく分かる(笑)

それでも今のJAZZの現状を見ればマシなほうか?


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