7人の指揮者の『ワルキューレ』 第三幕 [ワーグナー]
何とか第3幕まで辿り着いた(笑)
第一幕、二幕に比べどの指揮者も第3幕になると力の入れ方が違う?
しかし...
第三幕になってようやくティーレマン指揮とバレンボイム指揮のヴォータン役が同一人物だと気づく(^_^;
ハイ、所詮この程度のレベルの試聴記で~す(-_-;
わざわざ配役まで書いてあるのに....
やっぱコピペはダメだなー(笑)
第三幕の聴きどころ
〇前奏からジークリンデとの別れまで
〇ヴォータンの怒りを鎮めようとするワルキューレの合唱
〇ブリュンヒルデとの別れを歌うところから最後まで
クリスティアーン・ティーレマン指揮/シュターツカペレ・ドレスデン 2017年
ジークリンデ/アニヤ・ハルテロス
ブリュンヒルデ/アニヤ・カンペ
ヴォータン/ヴィタリー・コワリョフ
ゲルヒルデ/ヨハンナ・ヴィンケル /ソプラノ
オルトリンデ/ブリット・トーネ・ミュラーツ /ソプラノ
ワルトラウテ/クリスティーナ・ボック /メゾ・ソプラノ
シュヴェルトライテ/カタリーナ・マギエラ /アルト
ヘルムヴィーゲ/アレクサンドラ・ペーターザマー /メゾ・ソプラノ
ジークルーネ/ステパンカ・プカルコヴァ /メゾ・ソプラノ
クリムゲルデ/カトリン・ヴントザム /メゾ・ソプラノ
ロスワイセ/ジモーネ・シュレーダー /アルト
ダニエル・バレンボイム指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団「ワルキューレ」2010年
ジークリンデ/ヴァルトラウト・マイヤー
ブリュンヒルデ/ニナ・シュテンメ
ヴォータン/ヴィタリー・コワリョフ
ゲルヒルデ/ダニエレ・ハルブヴァンクス
オルトリンデ/カローラ・ヘーン、ほか
ズービン・メータ指揮/バレンシア州立管弦楽団 2007年
ジークリンデ/ペトラ・マリア・シュニッツァー
ブリュンヒルデ/ジェニファー・ウィルソン
ヴォータン/ユハ・ウーシタロ
ゲルヒルデ/ベルナデッテ・フライツ
オルトリンデ/ヘレン・ヒューズ・ラルストン
ヴァルトラウテ/ピラール・バスケス
シュヴェルライテ/クリスタ・マイヤー
ヘルムヴィーゲ/エウジェニア・ベタンクール
ジーグルーネ/ハイケ・クレツィンガー
グリムゲルデ/マヌエラ・ブレス
ロスヴァイゼ/ハンナー・エスター・ミヌティッロ
ズービン・メータ指揮/バイエルン国立管弦楽団 2002年7月
ジークリンデ/ヴァルトラウト・マイヤー
ブリュンヒルデ/ガブリエーレ・シュナウト
ヴォータン/ジョン・トムリンソン
ゲルヒルデ/Irmgard Vilsmaier
オルトリンデ/Jennifer Trost
ヴァルトラウテ/Ann-Katrin Naidu
シュヴェルライテ/Heike Grötzinger
ヘルムヴィーゲ/Sally du Randt
ジーグルーネ/Heike Grötzinger
グリムゲルデ/Marita Knobel
ロスヴァイゼ/Ingrid Bartz
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1967年
ジークリンデ/グンドゥラ・ヤノヴィッツ
ブリュンヒルデ/レジーヌ・クレスパン
ヴォータン/トーマス・ステュアート
ゲルトリンデ/リゼロッテ・レープマン
オルトリンデ/カルロッタ・オルダシー
ワルトラウテ/イングリット・シュテーガー
シュヴェルトライテ/リロ・ブロックハウス
ハイムヴィーゲ/タニーザ・マスティロヴィッチ
ジークルーネ/バルブロ・エリクソン
グリムゲルデ/ツヴェトゥカ・アーリン
ロスヴァイセ/ヘルガ・イェンケル
カール・ベーム指揮/バイロイト祝祭管弦楽団 1967年7月
ジークリンデ/レオニー・リザネク
ブリュンヒルデ/ビルギット・ニルソン
ヴォータン/テオ・アダム
ゲルヒルデ/ダニカ・マステロヴィッツ(S)
オルトリンデ/ヘルガ・デルネシュ(S)
ヴァルトラウテ/ゲルトラウト・ホップ(A)
シュヴェルトライテ/ジークリンデ・ワーグナー(A)
ヘルムヴィーゲ/リアーネ・ジーネック(S)
ジークルーネ/アンネリース・ブルマイスター(M)
グリムゲルデ/エリーザベト・シェルテル(M)
ロスヴァイセ/ソナ・ツェルヴェナ(A)
ゲオルグ・ショルティ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1965年
ジークリンデ/レジーヌ・クレスパン
ブリュンヒルデ/ビルギット・ニルソン
ヴォータン/ハンス・ホッター
ゲルヒルデ/ヴェラ・シュロッサー
オルトリンデ/ヘルガ・デルネシュ
ヴァルトラウテ/ブリギッテ・ファスベンダー
シュヴェルトライテ/ヘレン・ワッツ
ヘルムヴィーゲ/ベリット・リンドホルム
ジークルーネ/ヴェラ・リッテ
グリムゲルデ/マリリン・タイラー
ロスヴァイゼ/クラウディア・ヘルマン
ヨゼフ・カイルベルト指揮/バイロイト祝祭管弦楽団 1955年8月
ジークリンデ/グレ・ブロウェンスティーン
ブリュンヒルデ/アストリッド・ヴァルナイ
ヴォータン/ハンス・ホッター
ワルキューレの8人はバレンシアが一番うまく演じていてる。
他の作品では特に耳に残らず聞き流していたヴォータンの怒りを鎮めようとするワルキューレの合唱だったがバレンシアでは8人のハーモニーが素晴らしく耳に残り比較するようになった。
ティーレマン指揮とバレンボイム指揮のヴォータン(ヴィタリー・コワリョフ)
2010年のバレンボイム指揮では若く張りのある声で歌っていたが2017年ティーレマン指揮では以前より声を押し殺し腹の底から声を出す歌い方に変わっていた。
どうもティーレマン指揮の録音は他に比べイマイチ。
バレンボイム指揮も金管楽器の音圧が低い録音で迫力が出ない。
カラヤン指揮はジークムントの歌い方のテンポが気に入らないとかブリュンヒルデのイメージがレジーヌ・クレスパンには合わないなんて言っていたが....
第三幕になると.....
やっぱカラヤンの演奏もレジーヌ・クレスパンのブリュンヒルデも素晴らしい(笑)
レジーヌ・クレスパンの再確認は今回のイベントの最大の成果だ。
メータ指揮(バレンシア)ユハ・ウーシタロ(ヴォータン)の哀愁漂うブリュンヒルデとの別れの歌とラストシーンが情緒的で(映像があるので有利だが)すべての作品の中でこれが一番いい。
ここまでくると好みというより演奏自体に引き込まれ何十回も同じ曲を聴きながらも自然に聴く盤が絞り込まれて試聴ではなく鑑賞している。
特にショルティ、カラヤン、ベーム、カイルベルト指揮の演奏を聴いた後はバレンシア以外の試聴が辛くなり限界になってきた(^^;
そして....
ちょっと腹も立てている。
デジタル録音だ、マルチチャンネル再生だと物量を投じて7.0chまで構築しても...
40年前のステレオ再生に敵わないとは(-_-;
個々のマイクで声を拾っているので、音の広がりはあっても遠近感が希薄で奥行きの再現が出来ていない。
始めるときはマルチチャンネル再生と比較するのは反則だと思ったが(笑)
結局 FR,C,FLの振り分けは人の手によるものだからか?
ハードよりもソフト制作が未熟で追い付いていない(-_-;
まあこれで『ワルキューレ』は卒業!
今後も過去の名盤を超えるソフトは期待できないと感じた。
ショルティ、カラヤン、ベーム、カイルベルト、メータ盤を持っていれば十分。
第一幕、二幕に比べどの指揮者も第3幕になると力の入れ方が違う?
しかし...
第三幕になってようやくティーレマン指揮とバレンボイム指揮のヴォータン役が同一人物だと気づく(^_^;
ハイ、所詮この程度のレベルの試聴記で~す(-_-;
わざわざ配役まで書いてあるのに....
やっぱコピペはダメだなー(笑)
第三幕の聴きどころ
〇前奏からジークリンデとの別れまで
〇ヴォータンの怒りを鎮めようとするワルキューレの合唱
〇ブリュンヒルデとの別れを歌うところから最後まで
クリスティアーン・ティーレマン指揮/シュターツカペレ・ドレスデン 2017年
ジークリンデ/アニヤ・ハルテロス
ブリュンヒルデ/アニヤ・カンペ
ヴォータン/ヴィタリー・コワリョフ
ゲルヒルデ/ヨハンナ・ヴィンケル /ソプラノ
オルトリンデ/ブリット・トーネ・ミュラーツ /ソプラノ
ワルトラウテ/クリスティーナ・ボック /メゾ・ソプラノ
シュヴェルトライテ/カタリーナ・マギエラ /アルト
ヘルムヴィーゲ/アレクサンドラ・ペーターザマー /メゾ・ソプラノ
ジークルーネ/ステパンカ・プカルコヴァ /メゾ・ソプラノ
クリムゲルデ/カトリン・ヴントザム /メゾ・ソプラノ
ロスワイセ/ジモーネ・シュレーダー /アルト
ダニエル・バレンボイム指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団「ワルキューレ」2010年
ジークリンデ/ヴァルトラウト・マイヤー
ブリュンヒルデ/ニナ・シュテンメ
ヴォータン/ヴィタリー・コワリョフ
ゲルヒルデ/ダニエレ・ハルブヴァンクス
オルトリンデ/カローラ・ヘーン、ほか
ズービン・メータ指揮/バレンシア州立管弦楽団 2007年
ジークリンデ/ペトラ・マリア・シュニッツァー
ブリュンヒルデ/ジェニファー・ウィルソン
ヴォータン/ユハ・ウーシタロ
ゲルヒルデ/ベルナデッテ・フライツ
オルトリンデ/ヘレン・ヒューズ・ラルストン
ヴァルトラウテ/ピラール・バスケス
シュヴェルライテ/クリスタ・マイヤー
ヘルムヴィーゲ/エウジェニア・ベタンクール
ジーグルーネ/ハイケ・クレツィンガー
グリムゲルデ/マヌエラ・ブレス
ロスヴァイゼ/ハンナー・エスター・ミヌティッロ
ズービン・メータ指揮/バイエルン国立管弦楽団 2002年7月
ジークリンデ/ヴァルトラウト・マイヤー
ブリュンヒルデ/ガブリエーレ・シュナウト
ヴォータン/ジョン・トムリンソン
ゲルヒルデ/Irmgard Vilsmaier
オルトリンデ/Jennifer Trost
ヴァルトラウテ/Ann-Katrin Naidu
シュヴェルライテ/Heike Grötzinger
ヘルムヴィーゲ/Sally du Randt
ジーグルーネ/Heike Grötzinger
グリムゲルデ/Marita Knobel
ロスヴァイゼ/Ingrid Bartz
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1967年
ジークリンデ/グンドゥラ・ヤノヴィッツ
ブリュンヒルデ/レジーヌ・クレスパン
ヴォータン/トーマス・ステュアート
ゲルトリンデ/リゼロッテ・レープマン
オルトリンデ/カルロッタ・オルダシー
ワルトラウテ/イングリット・シュテーガー
シュヴェルトライテ/リロ・ブロックハウス
ハイムヴィーゲ/タニーザ・マスティロヴィッチ
ジークルーネ/バルブロ・エリクソン
グリムゲルデ/ツヴェトゥカ・アーリン
ロスヴァイセ/ヘルガ・イェンケル
カール・ベーム指揮/バイロイト祝祭管弦楽団 1967年7月
ジークリンデ/レオニー・リザネク
ブリュンヒルデ/ビルギット・ニルソン
ヴォータン/テオ・アダム
ゲルヒルデ/ダニカ・マステロヴィッツ(S)
オルトリンデ/ヘルガ・デルネシュ(S)
ヴァルトラウテ/ゲルトラウト・ホップ(A)
シュヴェルトライテ/ジークリンデ・ワーグナー(A)
ヘルムヴィーゲ/リアーネ・ジーネック(S)
ジークルーネ/アンネリース・ブルマイスター(M)
グリムゲルデ/エリーザベト・シェルテル(M)
ロスヴァイセ/ソナ・ツェルヴェナ(A)
ゲオルグ・ショルティ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1965年
ジークリンデ/レジーヌ・クレスパン
ブリュンヒルデ/ビルギット・ニルソン
ヴォータン/ハンス・ホッター
ゲルヒルデ/ヴェラ・シュロッサー
オルトリンデ/ヘルガ・デルネシュ
ヴァルトラウテ/ブリギッテ・ファスベンダー
シュヴェルトライテ/ヘレン・ワッツ
ヘルムヴィーゲ/ベリット・リンドホルム
ジークルーネ/ヴェラ・リッテ
グリムゲルデ/マリリン・タイラー
ロスヴァイゼ/クラウディア・ヘルマン
ヨゼフ・カイルベルト指揮/バイロイト祝祭管弦楽団 1955年8月
ジークリンデ/グレ・ブロウェンスティーン
ブリュンヒルデ/アストリッド・ヴァルナイ
ヴォータン/ハンス・ホッター
ワルキューレの8人はバレンシアが一番うまく演じていてる。
他の作品では特に耳に残らず聞き流していたヴォータンの怒りを鎮めようとするワルキューレの合唱だったがバレンシアでは8人のハーモニーが素晴らしく耳に残り比較するようになった。
ティーレマン指揮とバレンボイム指揮のヴォータン(ヴィタリー・コワリョフ)
2010年のバレンボイム指揮では若く張りのある声で歌っていたが2017年ティーレマン指揮では以前より声を押し殺し腹の底から声を出す歌い方に変わっていた。
どうもティーレマン指揮の録音は他に比べイマイチ。
バレンボイム指揮も金管楽器の音圧が低い録音で迫力が出ない。
カラヤン指揮はジークムントの歌い方のテンポが気に入らないとかブリュンヒルデのイメージがレジーヌ・クレスパンには合わないなんて言っていたが....
第三幕になると.....
やっぱカラヤンの演奏もレジーヌ・クレスパンのブリュンヒルデも素晴らしい(笑)
レジーヌ・クレスパンの再確認は今回のイベントの最大の成果だ。
メータ指揮(バレンシア)ユハ・ウーシタロ(ヴォータン)の哀愁漂うブリュンヒルデとの別れの歌とラストシーンが情緒的で(映像があるので有利だが)すべての作品の中でこれが一番いい。
ここまでくると好みというより演奏自体に引き込まれ何十回も同じ曲を聴きながらも自然に聴く盤が絞り込まれて試聴ではなく鑑賞している。
特にショルティ、カラヤン、ベーム、カイルベルト指揮の演奏を聴いた後はバレンシア以外の試聴が辛くなり限界になってきた(^^;
そして....
ちょっと腹も立てている。
デジタル録音だ、マルチチャンネル再生だと物量を投じて7.0chまで構築しても...
40年前のステレオ再生に敵わないとは(-_-;
個々のマイクで声を拾っているので、音の広がりはあっても遠近感が希薄で奥行きの再現が出来ていない。
始めるときはマルチチャンネル再生と比較するのは反則だと思ったが(笑)
結局 FR,C,FLの振り分けは人の手によるものだからか?
ハードよりもソフト制作が未熟で追い付いていない(-_-;
まあこれで『ワルキューレ』は卒業!
今後も過去の名盤を超えるソフトは期待できないと感じた。
ショルティ、カラヤン、ベーム、カイルベルト、メータ盤を持っていれば十分。