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イベント [ワーグナー]

オーディオを長くやっていくコツは常にマンネリしないようにいくつかのイベントを考えること。
それがオフ会であったり新しい機器の導入やソフトの購入だったり、更にその下準備に時間をかけてシステムの熟成を考える。

という事でようやく歴代「ワルキューレ」の比較試聴が出来るレベルの環境が整ってきた。
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「ニーベルングの指環」を自宅システムで鑑賞する様になって感じたのはオーケストラの演奏だけでなく歌劇の入ったオペラの再生はミュージカル以上に難しくオーディオシステムの完成度を高めるための絶好のソフトだという事。
実はこれまでのオーディオ機器をチョコチョコ弄っていたのもこのためでもあったのだ(笑)

今までバレンシア・リングをメインに色々聴き比べてきたが今回はステレオでのソフト(3LPと2CD)のみでマルチチャンネルは対象外にした。

ショルティ、ベーム、カイベルト、カラヤン、メータ指揮の「ワルキューレ」を聴き比べる。
ショルティ、ベーム、カラヤンは3台のレコードプレーヤーに振り分け、
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カイベルトはCDで、メータのCDはアナログ出力を直接DA-3000のDSD 5.6MHzで録音して再生する。
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これで5人の指揮者の「ワルキューレ」が5台の再生機器を使い瞬時に切り替えて試聴することができる。

非常に贅沢な比較試聴環境ではないか(笑)

尤も評論家ではないので各指揮者、オーケストラの演奏の良し悪しは分からない
「ニーベルングの指環」は自分にとって昔の冒険活劇ソフトでそのサウンドトラックという感覚だ。
更に指揮者だけでなくキャスティングや演出によっても印象は変わってくる。

とても数日で終わるようなイベントではないので夏休み中にと試聴は三幕に分け始めは第一幕のみで比較することにしたが....

五人の指揮者の第一幕 前奏曲を聴くだけで既に数日経っている(^^;
結構演奏やテンポ等の表現の違いがあって面白い。
やはり他の指揮者と同じ演奏なんてしたくないだろうから自己主張が入っている?

問題はどこで再生を止めるか(^^;
レコードだと1面続けて聴いてしまい....
CDだと第一幕すべて聴いてしまい....(笑)
思った以上に時間が掛かってしまう(^^;
まあ嫌なら辞めればいいことなので(笑)

それでも何回も比較して聴くことによって今まで意識していなかった部分が聞こえてきて以前聴いた印象とはまた違ってくる。

飽きない程度にのんびり聴いていこう。
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