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無指向型リアサラウンドスピーカーの検証 [シアター]

新しく導入した無指向性型スピーカーがリアサラウンド用として通用するのか?
直接放射型と違い無指向型の場合後方への明瞭な移動感が得られるのか懸念を示されたので確認のための映画鑑賞。
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無指向型といってもフルレンジ一発と違いS119は四隅にツイーターが配置されているのでぬるい音は出てこない。
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『ヒート』
今後もこれを超えるオフィス街での銃撃戦を観ることは出来ないだろう。
高層ビルのガラスに反射する銃声の残響音が凄まじく無指向型だろうと関係ない。
まだまだ余裕があり、もっと音量を上げたいが本物のパトカーが来てしまいそうなので我慢(笑)

『プライベート・ライアン』
こちらも一般家庭では限界の音量での試聴だがリアが物足りないことは無い。
戦車の機動はサブウーハーが無くてもボディソニックが上手く演出してくれる。

『ゼロ・グラヴィティ』
ツッコミどころ満載の演出で真面に観たことは無かったが今回サラウンドを注視して試聴(^^;
この映画フロントからだけでなくリアからもセリフが出てきて音が回る。
A7とS119の出音の違いはあるが位置関係は問題なく再現され興ざめするようなことは無い。
アトラクションとしては面白いがストーリーが陳腐だと没入感も乏しく『ヒート』
『プライベート・ライアン』は一気に観れたがこれは途中飛ばした(^^;

自分にとってサラウンドはストーリーを盛り上げるための効果音で、人の手によってあざとく割り振られた音を聴いても感動出来ない。

理想を言えば5本全て同じスピーカーなのだろうが、現実には部屋とスピーカーに合わせた選択が必要になる。
限られた空間でALTEC A7をメインに選んだ以上それに見合うセンター、リアスピーカーを求めて数十年経ってしまった(^^;

フロントスピーカーのスーパーツイーターは音楽ソフトには有効だが今回のような映画ではスクリーンに隠したままでもいいかもしれない。
荒々しさが減りちょっとお上品になってしまった(笑)

音楽ライブソフトに合わせてチューニングしてきた結果が出ているとも言えるが、今後の課題としておこう。


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