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uTracer3+による5AR4の測定 [μTracer3+]

知識もないのにあれもこれもと手持ちの真空管を測定したいと頼み込んで作ってもらった5AR4の変換アダプタ。
既にO'Audi様の日記に5AR4のセットアップフォームとTriode、曙光の測定データがアップされていたのでそれを参考に測定してみるが.....
hitachi.JPG
どうもおかしい。

そうか向こうのuTracer3+はIaとIsの範囲を0~400mAに拡大しているんだった。
色々数値を変えて測定しているうちにerrorの表示が(^^;
壊してしまった(-_-;

壊れた原因はその後詳しく解説してくれた。

整流管(二極管)の測定はリスクがより高くなるので注意!
自分では手も足も出ないuTracer3+の修理とIaとIsの範囲を400mAまでに拡大する改造もして頂き戻ってきた。

同じ失敗は出来ないのでまずはComplianceをoff!にせず再チャレンジ。
しかし...やはりoff!にしないと綺麗なデータが得られそうもない(-_-;

意を決して直ぐに電源は切れる態勢で再測定。
止めとこうなんて考えは無いんだよなー(笑)

日立 5AR4
hitachi2.JPG
東芝 5AR4
Thoshiba5AR4.JPG
松下 5AR4
松下2A35AR4.JPG
松下300B5AR4.JPG
Mullard 5AR4
Mullard5AR4.JPG
5AR4はこれまで何回か比較試聴している。
今まで測定結果が音質にも反映されることは無かったが整流管に関しては何となく一致するケースがある。
なぜ日立を選ばなかったか、最終的に松下を選んだかは測定データを見比べれば納得できる。
ただMullardの音色に関する説明ができるような測定結果は出ていない。

ジャンクで手に入れた5AR4もあるがuTracer3+を使えば選別と劣化具合を確認するのに有効だ。

オマケに出川式SBDも測定してみた。
因みにSV-S1616D標準のダイオードモジュールの測定もしてもらってある。

可能性があると言われたら壊す心配よりも好奇心の方が勝ってしまう(笑)
Complianceはoff!にせず400mAにして測定
SBD.JPG
正直イメージしてたものとは違っている(^^;
もっとグイーン!と立ち上がると考えてた(笑)

これに対する説明は出来ないがuTracer3+で測定した初めての出川式SBDのデータだろう。





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