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YAMAHA GT-2000 YA-39改 VS YSA-1改 [トーンアーム]

オーディオを追求すればするほど、
「オーディオがわかったということは、わからない、ということがわかったということだ。」井上卓也 著
の言葉が身に染みる(-_-;

30数年前GT-2000のトーンアームをYSA-1に換装した時は標準アームとは違う鮮度の高さと解像度でストレートアームの優位性を感じ、他のプレーヤーがユニバーサルタイプからストレートアームに変わっていったのも納得できていた。

それでも高解像度はデジタルに任せればいい、鮮度を落としてもヘッドシェルが簡単に交換できる標準アーム(YA-39)のがレコード再生は楽しめると以降他のプレーヤーもユニバーサルアームを選択する。

もちろんCD再生と比較して解像度の追求は当然してきた。

レコードプレーヤー、トーンアームが増え、ようやく量から質を求めるようになると其々のトーンアームに合ったカートリッジ選びというものに興味を持つ。

V15TypeⅢ、GE バリレラ VRⅡ、SPU #1Eは確定し、更なる個性を求めてGT-2000にはストレートアームのYSA-1を組み込むことに.....

昔の印象が固定観念となり悪いはずがないと思い込んでいたのでプレーヤー1台だったらたぶんそのまま使っていただろう。
これに光悦 シグネチャーウッドで再生すれば自分の環境でベストな再生をするはず!
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と....

しかし比較対象の
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TTS-8000+PUA-9 SHELTER MODEL 501I  PA-2075DR V2 TRV-EQ3SE MC2
とでは拮抗しているが思っていた絶対優位というものは無かった。

内心は苦労してカートリッジを取り付けてもこの程度の差かよー!という怒りで当初の構想に暗雲が....(笑)

こうなるとYA-39との差も気になってくる。
YA-39もYSA-1と同様の5PinDINオスのコネクター仕様にしたのはこの為だったりする。
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だからといってYA-39とYSA-1を直接比較試聴するのは難しい。
アーム交換している間に聴いた印象はすぐ忘れる(笑)

比較試聴といっても音質での差は僅差で、どう感じるかの差だけなのだ。
良い音なんて当たり前。
呑気に読書しながらの癒しの音楽鑑賞なんて興味ない。
他の事に集中できない耳を奪うような再生表現を探している(笑)

なので比較は再度
TTS-8000+PUA-9 SHELTER MODEL 501I  PA-2075DR V2 TRV-EQ3SE MC2
を使っての印象の違いで決める。

しかしPUA-9もGT-2000に使っていた時よりもいい音が出るようになっているなー(^^;

結論として現状ではYSA-1を使うよりシェルリード線の選択ができるYA-39が有利となった。

トーンアームの遍歴を読み返すと結局振り出しに戻ってしまったが以前とは考え方が全く違う(笑)


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