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Blu-ray Audioでシステムチェック [オーディオ digital]

SACD以降 Blu-spec CDやらハイレゾCDやらと訳の分からん規格と混同されDVD-Audioの進化系フォーマットのBlu-ray Audioは消えてしまうようだ。
実際欲しいソフトが無いのが致命的なんだが(-_-;

そんな中でCDとBlu-ray Audioがセットになったお買い得盤があった。
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ファイルウェブでも以前話題になったがクラシックなのでスルーしていた(^^;

CDからハイレゾ、更にマルチチャンネルでの再生ができる環境が整った所でどういった差が聞き取れるのか興味が出てきた。
BDP-LX88はアナログ出力を二台のプリにも繋げているのでプリの違いも確認できる。

そして一番やりたくなかった拘りのCDT+DACとBDP-LX88のCD対決も(笑)

duoW 「Entendre」
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演奏風景にマイク位置が写っている写真がありセンターチャンネルもちゃんと機能している。

5.1 DTS HD MA 24/192kHz
7.1 DTS HD MA 24/96kHz
2.0 LPCM 24/192kHz

ステレオからマルチチャンネルの差は音像の塊具合。
5,1のが力感があり7.1では音が広がる分薄く感じる。
24/192kHzと24/96kHzの差より5,1と7.1の違いのが大きい。
ステレオはマルチチャンネルに比べ凝縮した再生でかぶりつきで聴くならいいが、
物足りなさも感じてしまう。
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スタジオ録音でのマルチチャンネルだが演奏風景の写真を見ると7.1chでの音が広がりに違和感がある。

ステージの録音なら丁度良いかもしれないが音が広がりすぎている。
このソフトを鑑賞するのは5.1 DTS HD MA 24/192kHzがベスト。

Blu-ray Audioは廃れたがBlu-rayのミュージックソフトでも映像付きで2.0 LPCM 24/96kHz、7.1 DTS HD MA 24/96kHzで録音されているので敢えてBlu-ray Audioに拘る必要はない。


2.0 LPCM 24/192kHz でのプリの比較。 

AVプリのMARANTZ AV8801からC22、C-2301へ オーディオデザインHAS-3LBで切り替えて試聴。
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今までダメージが怖くて試さなかったが、バランス接続のためかボリュームを絞らずプリを切り替えてもノイズが出ないことが分かった。
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これなら音圧を揃えての切り替えが簡単にでき比較しやすい。

もっと差が出るかと思ったAV8801が結構頑張りピュアプリに比べちょっと音が軽い程度で健闘している。
音質的にはやはりC-2301が良いことを確認。

メディアをBlu-ray AudioからCDへ変更
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プリの印象は変わらず鮮度が落ちる。

プリをC-2301に固定。
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ソフトンのModel3改 CDT+XP-DA1000 VS BDP-LX88

僅差だが古くたってユニバーサルプレーヤーよりCD専用の方が音がイイことを再確認。
BDP-LX88のが若干腰高で余裕が無い。

よかった~(笑)

専用CDPの存在意義が問われる問題だったので正直ホッとしている(^^;

まだまだ続く

CD VS Blu-ray Audio 2.0 LPCM 24/192kHz

流石にダメか~(笑)

鮮度は負けるが聴き劣りするほどでもなく積極的にハイレゾ音源を集める必要性となると....

それでは....

プリをC-2301にBDP-LX88でBlu-ray Audio 2.0 LPCM 24/192kHzを再生するのとMARANTZ AV8801で5.1 DTS HD MA 24/192kHzを再生するのとではどちらが良いか?

プリの性能は劣ってもマルチチャンネルでの再生が気持ちよく聴ける。

まあスピーカー自体が現代の解像度重視の再生よりも雰囲気で聴かせるタイプなのでこういう結果が出たと思うが。

今後も高音質のBlu-rayミュージックソフトを探すことが自分のシステムに合っていることが分かった。


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