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Les Misérables in Concert: The 25th Anniversary [シアターソフト]

以前の日記で映画版『レ・ミゼラブル』の事をボロクソに書いているが(^^;
本来はミュージカルであって映画版だけを観て評価するのも無責任とは思っていた。
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ただこのソフトの存在は知っていたが映画版の事もありなかなか購入する気になれなかった。
同時期に出た『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』で痛い目に合っていたので尚更(笑)
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最近廉価版が出たのも知っていたがそれでも見送り....

そして....

『グレイテスト・ショーマン』繋がりから『レ・ミゼラブル』を観直し....

廉価版の中古が出始め1コインの価格になった所でようやく買ってみた(笑)


2010年10月3日ロンドンのO2アリーナで開催された記念コンサート。
『Katherine Jenkins Believe Live From The O2』もO2アリーナだった。

コンサート形式なのでヘッドマイクは使用せずマイクに向かって歌う。
演技は控えめだが冒頭から役者の声量に圧倒される。

特にジャン・バルジャン役のアルフィー・ボーとアンジョラス役のラミン・カリムルー のパートになったとき、一際大きな歌声になり思わずボリュームを下げてしまった(笑)

他の歌手のレベルも非常に高くこれは....

映画版に文句をつけ自分の理想としたものがそのまま ここに再現されているではないか!

アルフィー・ボーはオペラ歌手でもあり他のベテランよりも更に格上の歌唱力。
くさい演技をしなくても歌だけで感動させられてしまう。

ラミン・カリムルーは 『オペラ座の怪人25周年記念公演』のファントム役で歌っている。
他にもラウル子爵役を演じた歌手も出演していた。

エポニーヌ役は映画版にも出演していたサマンサ・バークスでやはりコンサート版のが良い。

歌がメインなので歌のないシーンは編集した映像をスクリーンに映すだけ済ませている。
元々が上演時間が長い物語なのでダラダラ感も無く丁度良い。
欠落部の話は映画版を観ていたおかげでストーリーも分かり楽しめた。

音声は2chとDTS-MA5.1
センターチャンネルからも声が出るが横方向の移動感は乏しい。
そこで2chで再生してみるが今度は音量を上げても量感が出ない(^^;
結局マルチチャンネルのが楽しめる。
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普段 映画鑑賞用には中高域用アンプにTRK-3488 A.k premium(KR KT88仕様)を使っているが音楽ソフトなのでSV-S1616D(KR300B仕様)を使ってみる。
センターチャンネルのSV-S1616D(2A3仕様)と上手くマッチして贅沢な試聴が出来た。

既に旬も過ぎ話題にも上らないソフトだが最新のサラウンドでなくてもホームシアターのチェック用として十分使える。

教訓:勝手な決めつけや思い込みは折角の良い音源を得るチャンスを逃す。

もっと早く観ていればよかったー(-_-;




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