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蓄音機から学ぶ [蓄音機]

暫く放置状態だった蓄音機だが先日久しぶりにオークションを覘いたらサウンドボックス用のダイアフラムが出ていた。
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コロンビア No.15のオリジナルでは無いが以前入手したダイアフラムよりデザインが凝っていて使ってみたくなった(笑)
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今回入手したダイアフラムはALTECの1インチドライバー 802Dのダイアフラムと外周のデザインが似ている。
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ダイアフラムも日々進化してそのノウハウはコンプレッションドライバーに継承されていったのが分かる。

今更当時のマニュアルや互換ダイアフラムの交換での調整方法がある訳も無くまさに暗中模索。
中断してから2年も経っていたので回転も不安定になっている(^^;

注油することで回復したが、手探りで分解して構造を調べれば調べる程当時の技術者のアイデアや工夫とそれまでの苦労が伝わってくる。
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カンチレバー部の2つのネジの頭を使って振幅を調整するようになっている。
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前回は弄らなかったが今回振幅を大きく調整すると当然なんだが音圧が上がった。
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ならどこの位置が一番よいのかと考えただけで途方に暮れる(^^;
数値的な基準も比較するサウンドボックスも無い。
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当初は新しい素材を使って蓄音機を現代風にカスタマイズしようなんて自惚れたが、いまだ単に音が出るだけで当時の再生を再現できているとは思えない(-_-;

もう一つサウンドボックスを手に入れるのが先か。

それまでは新しいアイデアが浮かばない限りまた中断。

のんびり行こう(笑)


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