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SV-S1616D(300B仕様)のポジション [真空管アンプ]

サンバレーには他にも300Bを使ったキットが数種ありSV-S1616D(300B仕様)はその中で一番安い。
初心者用のオール手配線のキットとしてガレージメーカーが出すことを考えれば仕方がないともいえるが....
キットだからこそ手を入れれば上級機に引けを取らない性能になるという拡張性を持たせて欲しかった。

現在使っているTRK-3488 A.k.premium、TU-8300Rもアンプキットとして製作されたものである。

SV-S1616Dとの差は持ち上げただけですぐ分かる。
重ければ良いというものでは無いが筐体の剛性が他のアンプに比べて劣る(-_-;
側板、底板の厚みも薄く、ケースの四隅が溶接されていないので撓む。
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KR845シングルのベースアンプを選ぶ時もそれが気になりTRIODEにしたのだが(^^;


安価なキットでもオール手配線ならパーツをグレードアップすればある程度レベルアップできると期待していたがベースとなる筐体、パーツの配置関係の改造は難しい。

一番の問題点はアッテネータを大きいものに交換するスペースが無い(-_-;
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設計段階で想定していなかった?
そういう相手を対象にした製品ではない?
元々のアッテネータはTU-8300R標準よりも大きい物が付いているが、現在TU-8300RにはSV-S1616D標準より大きなALPS RK27に交換しその効果も確認済み。

カップリングコンデンサーの交換で確かに音は変わるが、それ以上にアッテネータの交換は基本的な音質向上のアイテムとして欠かせない。

その交換が出来ないとなると....

TU-8300RのRK27よりも貧弱なアッテネータの付いたSV-S1616Dをメインシステムに使うのはなー。

なんか冷めちゃった(笑)

サラウンド用アンプに降格か?



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