MPS-5 Limited を聴く [イベント・オフ会]
今春 引っ越しするS氏邸への最後の訪問。
昨年導入した限定25台のMPS-5 Limitedの音は絶対聴いておきたかった。
それまではCD12をトラポとしてMPD-5でCDを再生していたがMPS-5となりSACDの再生もできる。
尤も自分の環境では取りあえず再生できるレベルでシングルレイヤーのSACDも2枚しか持っていない(^^;
当時の自分の印象では1bitは繊細さ、お上品といったイメージで、multibitのメリハリのある力強い再生のDVD-Audioのが好きだった。
今回SACDで50年代のジャズがどの程度聴けるのかをチェックするためエソテリックから販売されたArt Blakeyの"Moanin"をLPと比較試聴させてもらった。
アナログはBRINKMANN OASIS +EMT JSD P6.0+NAGRA VPS の構成
SACDとLPとではチャンネルセパレーションの差が大きい。
オーディオ的にはチャンネルセパレーションが良いと楽器の位置がハッキリしメリハリが付くが50年代当時の録音となると問題が出てくる。
LP再生では音楽としてレフト センター、センター ライト間のセパレーションが自然に流れるがSACDではレフト センター ライト間が分離し過ぎて違和感があった。
これがエディ・ヒギンズトリオ "イフ・ドリームス・カム・トゥルー"のような現代の録音になるとLPは要らないレベルになる。
次に試したのがMELODY GARDOT
数年前の訪問時 CD12をトラポとして使ったMPD-5での再生は会話中にもかかわらず耳を奪われてしまった1曲目のWorrisome Heart。
先にレコード再生したのでCDでの再生は聴き劣りするかとも思ったが杞憂だった。
どちらも素晴らしい再生で文句なし。
いい耳の保養をさせてもらった。
帰宅して同じレコード、CDを再生し聴感補正(笑)