0.1chからの解放 [シアター]
今までホームシアター構築の上で何の疑問も持たず7.2chまで拡大してきたが・・・・
フロント、センター共に38cmウーハーを有するシステムにサブウーハーが本当に必要なのか?
ALTEC A7はエンクロージャー825の構造上50Hz以下はダラ下がりで20Hzまではフラットに再生できない。
それを補完するため映画を観るときは0.1ch出力をM&K SV-200のサブウーファー2本にクロスオーバー50Hzの設定で入力して使っていた。
M&K SV-200とはALTEC A7導入前までメインとして使っていたスピーカーで、タワー型のエンクロージュアに16cm口径ポリプロピレン振動板採用の低域と25mm口径ソフトドーム高域ユニットで構成する2wayに400W MFB方式パワーアンプを内蔵した30cm口径サブウーファーを組み込んだシステム。
基本は100Hzのクロスだが50~125Hzまで任意に選べるフィルターが内蔵されている。
このコンセプトは今でもホームシアター用スピーカーとして十分通用すると思うが、先進すぎてあまり売れなかった(^^;
当時はまだブックシェルフ型が主流でトールボーイ自体が珍しかった。
流石に30年経ってエッジを自分で交換したりでボロボロだが、サラウンドバック用として現在も使っている。
A7より低域が出るので映画の再生では有利なのだが、50Hz以下で95dB以上の音圧に部屋が負けてしまいボンボンと不快な共振を起こす(-_-;
普段の再生でもA7の低域が物足りないなんて思ったことは無い。
いや...抑えるのが大変(笑)
それなのに何故0.1chを使う?
単にサブウーハーが有ったから使っていただけ(^^;
なら外してみよう~!
スーパーツィーターがスクリーンに被らないようスクリーンを小さくしてみる。
音楽再生であれば映像はオマケでよい。
メータ指揮 ワーグナー:歌劇「ワルキューレ」のDVD-Audioは5.0chでの録音でピュアオーディオレベルでは0.1chは不要と考えているようだ。
このマルチチャンネルの録音は非常に良い。
ただピュアレベルの録音ソフトは少ない(-_-;
内容は良いが....
音質はエンディングのクレジットに流れる曲から一気に解像度が上がる(笑)
最初っからこの音質で収録できないかな~(^^;
最近は此方ばかり聴いている。