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バキューム式レコードスタビライザー リニューアル [オーディオ analog]

レコードスタビライザーに使っているサンシャイン S4Sの黒い塗装は剥げやすくタッチペンで修正していたが汚らしくなったので全部剥がしてみた。
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酸化しやすいが純マグネシウムのシルバーもなかなか良く別物に見えてしまう(笑)
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今まで何やっても効果が無かった消音対策だったが、原因はモーターの振動ノイズではなくエアの排気が関係していた(^^;
真空ポンプで安定した吸気をさせるには排気効率をよくすることが分かった。
車のエンジンと一緒じゃないか(笑)

排気が不安定だから吸引レベルを落とすと途中で止まったり振動の原因になる。
排気用のチューブを延長しマフラーのサイレンサーを参考にしてみた。
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排気効率が良くなると吸引も安定しノイズの小さい最小吸引レベルでも止まらなくなった。
レコードをセットしてレーベル面をチョット押し当てるだけで吸着し以前のような数十秒吸引レベルを上げる必要はなくそのまま再生できるのがメリット。
補助ウェイトとしてサンシャイン S4S本来の2段にして使用する。

微弱な常時吸引なので電源落としてレコード盤外周から空気を入れスタビライザー事持ち上げれば簡単に外れる。
タイマーも必要なくなり構成がシンプルになったのでラックの中に収めることが出来た。
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ポータブル電源のスイッチで操作する。
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更に前面に蓋を付ければ試聴位置での真空ポンプ音は聞こえない。
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操作手順もシンプルになり、ほぼ完成したかな?