『 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ☆アディオス』

このソフトを見つけた時は、正直まだやってたんだー！という感じで懐かしさから入手したが、最近の音楽ライブの作品ではなくキューバの歴史から始まるドキュメンタリー映画だった(^^;

1999年製作の音楽ドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」から18年を経て、現メンバーによる最後のツアーを追ったドキュメンタリー。
本作では、グループによるステージでの活動に終止符を打つと決めた彼らの「アディオス（さよなら）」世界ツアーを追うとともに、彼らのプロとしてのキャリアの浮き沈みやこれまで歩んできた旅路、さらにメンバーの死にも迫る。

映画を観終わった後久しぶりにCDを聴き直す。

当時は耳当たりの良い陽気な音楽というノリで聴いていたが、歴史を知ってしまうと陽気さの裏に隠された感情が伝わってくる。

宗教音楽から始まるクラシックは上からの意向で作らたものが多いが、ソンはキューバ奴隷時代の苦悩から生まれた音楽。

再度『 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ☆アディオス』を観直す．．．．

彼らの人生哀歌に心が揺さぶられる。

特典映像のオマーラ・ポルトゥオンドが歌う「さくらさくら」が印象的。