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オーディオ再生の「正解」とは [オーディオ]

某所でCD再生とレコード再生の難しさに対する話の中で違和感のある言葉が出てきた。
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「CDは、多少のことがあっても「正解」が見えています。」
「アナログは、何が「正解」なのか見えにくい。」
「自己流で自分好みの音を自分勝手に作りだして満足し、他人の音を腐すのはものすごく簡単です。」

このブログの内容も自己流で自分好みの音を自分勝手に作りだして満足している話ばかりだが(笑)

オーディオ再生における「正解」とは何だろう?

確かにCD登場でそれまでいい加減な設置環境でレコード再生した人にとってはCD再生で「正解」が見えたのかもしれない。

ただCD再生を基準にレコード再生を追求していくとまた違った「正解」が見えてくる。

更にその「正解」を今度はCDに求めていくと.....

これを何度も繰り返すことで音だけでなく聴く耳も養われていく。

オーディオ再生に「正解」なんて無く最終目標は自分が納得できる音でいいじゃないか。
その納得できる音だって自分のスキルが上がればまた変わってくる。

それまで良いと思っていた音がそれ以上の音を聴いて衝撃を受けることがある。

TRV-EQ3SE/A.k originalで満足していた時、NAGRA VPSを自宅で比較試聴してその違いに愕然とした。
その後VPSを目標にTRV-EQ3SE/A.k premiumへと進化し更に増幅管のブランドの組み合わせも考えるようになる訳だが、それまでの道のりは自分の試聴環境の中で自己流で自分好みの音を自分勝手に作り出したものだ。

ただこの成果が他で通用するとは限らない。

当然 使い手の嗜好、住環境の制約、システム構成等が変われば各自納得できる音は変わる。

基本的なオーディオのセオリーの間違いを指摘するのはいいが....

自分の成功例を他人に押し付けたり、オフ会などで数曲聞いただけで人の環境に口を出し勝手に弄繰り回すのはどうかと思う。

それこそ他人の音を腐していると思うが。

まあ自分も昔はそういう傾向があったんだけどね~(^^;

今はもう自分の音を人に認めてもらおうなんて気も無くなり、孤独なオーディオ三昧(笑)
このブログの内容が参考になったりヒントが得られる人がいると思うだけでいい。


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