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『ショパン・ライヴ・アット・サントリーホール』 [シアターソフト]

良質のマルチチャンネルBlu-rayソフトを探しているがなかなか巡り合えない。
クラシックはちょっと苦手なので敬遠していたがmixiで『ショパン・ライヴ・アット・サントリーホール』のことを知る。
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購入を決めたのは[映像監督]小林悟朗の名だった。
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最近は立ち読みさえしない「Stereo Sound」だが調べたらNo.167のレコード演奏家訪問にゴトーユニットを使ったオーディオシステムを持つピアニストとして仲道郁代が登場しており、同じ号に小林悟朗と村治佳織の対談も載っていた。
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小林氏はネット上でも古くから有名な方で面識は無いがオーディオの掲示板によく書き込みをしていたのは知っていた。

2012年逝去されたが2010年2月21日サントリーホールでのライヴ録音を今の時期に発売したのは追悼盤の意味もあるのだろう。
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このソフトはオーディオマニアだった映像監督がどういう録音を残したか非常に興味がある。

仲道郁代の演奏は全く聴いたことが無いし演奏の良し悪しさえ評価できるスキルは持っていない(^^;
ただピアノの音は実家にグランドピアノがあり子供のころから母、妹の演奏は聴いてきたので生音は知っている。

A7をダブルドライバー仕様にしたのも1インチシングルでは自分のイメージするピアノの音が出なかったからだ。

誤魔化しの利かないピアノだけの演奏をどこまで再現できるか?
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音声は2chと5.0ch

中途半端なサブウーハーは低域を汚すだけなので無い方がいい。
ただ最近スピーカーはウーハーが小さく100Hz以下はサブウーハーに任せる様な設定をAVアンプでしている場合もあるので再設定が面倒くさいかも(^^;

このソフトの情報を検索してもほとんど出てこないのは評価できる環境を持った人が少ないからか?

内容は正直....こんなものかと(^^;

余りに自然すぎて....

普通 演奏のサビの部分を誇張したりメリハリを付けて録音した感じを受けることがあるが、このソフトにはそういう小細工が感じられない。

スタインウェイとプレイエルのピアノの音色、表現の違いを楽しめるが 演奏は個人的には盛り上がりに欠け物足りない。

昔はステレオでの再生の方がマルチチャンネルより上手く再生できていたが....

センタースピーカーの充実とマルチアンプの成熟でマルチチャンネルでの再生の方が音の繋がりが滑らかになり2chでは荒さが気になるほどになってきた(^^;

十数年かかって、ようやくここまでの再生が出来るようになったかと自己満足(笑)



9月からBSフジで「仲道郁代 ロマンティックなピアノ」という5分のミニ番組がスタートした。
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「毎週様々な作曲家たちにスポットを当て、仲道郁代とともに紐解き、演奏の秘密を解き明かします」

初回ショパンとの事で比較できるかと期待したが....

5分だけの番組なのでショパン ピアノ協奏曲第一番二楽章のワンフレーズのみ(^^;

これじゃ使用しているYAMAHAのピアノの音色が明るすぎること位しか分からない(笑)


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