マルチプロセッサ [マルチアンプ]
この画像に違和感を持った人、苦笑した人は沢山いるだろう(笑)
ダウングレードのイメージを払拭するのにグライコの追加かよー。
コイツはなんでも物を繋げれば良いと思っている...等々(笑)
元々DCX2496にはグライコの機能も付いているマルチプロセッサである。
アナログ機器では用途に応じて何台も繋げる必要があったがデジチャンの出現で1台で済むようになった。
DCX2496、PS-D700はアナログ入力をAD変換しクロスオーバー、EQ、コンプレッサー、リミッター、スピーカーDELAYなど複数のプロセッサーを経由しそこからDA変換され出力される。
ただメモリの制約がありその機能を使えば使う程負荷もかかる。
パソコンはシングルタスクのMS-DOSの時代から現在のマルチタスクのWindowsまでの進化を体験してきているが、経験上 複数のプログラムを並行して実行するより一つ一つ順番に実行して処理した方が早く終わる。
某所ではデジタルに否定的な事ばかり書いていたので恨んでいると言われたが(笑)
分かりやすいのがCDのリッピング。
音楽を再生しながらよりもリッピングに集中させた方が早い。
マルチタスクでも速度(音質)を優先させるなら余計なことはしない方がよい。
このことは10年前から考えていた事でDCX2496導入時残留ノイズ対策とAD変換の負担を軽くするためサンプリングレートコンバーター SRC2496を追加しDCX2496とデジタル接続していた時期がある。
ただ当時はまだスキルも無くその効果を証明できなかった。
その後DCX2496をモノラルで2台使う方が音質的に有利と分かりデジタル接続は諦めた。
DCX2496がPS-D700に対して勝っているのはデジタル入力がある事。
PS-D700を失いそれを上回る音質を求める事を考えると再度デジタル接続を試すしかない。
今回DCX2496にはクロスオーバーとDA変換だけに集中させ他はDEQ2496に任せる。
アナログ接続ではマヌケな繋ぎ方もデジタル接続だからこそ有効になる。
出力レベルの設定は以前からパワーアンプのアッテネータで調整している。
問題はその効果だが.....
まず残留ノイズのレベルが更に下がった。
この時点で完全にPS-D700に勝った。
設定もマイク入力があり液晶も大きく見やすいので楽だ。
気を良くして翌日
更に調整しようと電源を入れると.....
異常発生(-_-;
さすがBEHRINGER(^^;
BEHRINGER A500導入時も翌日に片チャンネルからポップノイズが出るトラブルで修理となったが初期不良多すぎ!
手に入れて二日後には修理に旅立った....
二週間後....
電源ユニット交換でようやく戻ってきた。
DCX2496だけの状態から再びDEQ2496とデジタル接続。
DCX2496は1台でなんでもできるマルチプロセッサである。
だが例えデジタルでも余計な負荷をかけずに専用化した方が音質は向上する。
次期チャンデバはデジタル入力が必須となりより選択肢が無くなった(^^;
このままDCX2496で終わるのかな~(笑)