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DA-3000 ファームウェア アップデート [オーディオ digital]

やはりデジタル機器なんだなー。
昔なら買っても陳腐化せず長く使える!と喜んだが、今はバグだらけで検証も不十分な状態で出荷されているんだなーとも思ってしまう(笑)

代表的なものがWindows等のOSだろう。
毎月バグの修正アップデートが続き次のOSに切り替わりまたアップデートの繰り返し。
その恩恵を本当に受けているのだろうか?

昔自作PCを組み上げて遊んでいたのがフライトシミュレーター。
特に第一次世界大戦を舞台にした複葉機のコンバットフライトシムRedbaron2に嵌っていた。
シューティングゲームではあるが、ゲームパッドではなくジョイスティック、スロットル、ラダーペダルを使って実際の飛行機と同じ操作をする。実機をシミュレートするので始めは離陸することもできない(笑)

ジョイスティックにはFFB(フォースフィードバック)が付いており羽根のしなり具合(無理な動きをすると羽根が折れる)、プロペラの回転するトルクや機体の挙動、銃撃時の振動、被弾した場合の飛び方の変化などを感じ取ることができる。
天候による風の影響や撃った弾の弾道も放物線を描くようなリアリティのある再現もする。
当然敷居が高いので誰でも遊べるゲームではなかったが海外には結構いた。
今じゃ普通だがRedbaron2はWindows95でインターネットを使い対戦出来るネットゲームだった。
AIでなく人間相手だと行動パターンが読めず駆け引きを楽しんだ。
営利目的での勝手なOSのバージョンアップでWinndows98が終了し遊べなくなってしまったが本当に惜しいソフトだった。
他にもEAW、MSコンバットフライトシミュレーター、IL-2、RoFといったフライトシムをやったが...
本来ならどれも同じ飛行感覚を再現できると思うが其々のソフトごとに個性があり同じ機体でも結構違っていた。
さらに問題となるのがヴァージョンアップやアップデートがあると飛行感覚が変わってしまうこと(^^;
限られたメモリーの中で新しいものが組み込まれたりすると他の部分に影響が出てくることがある。
今までにメインに使っていた機体が急に使えなくなったりダメだった機体が無敵になったりと(笑)
風の抵抗を感じ浮遊感と旋回時のG、マイナスGを再現するフライトシミュレーターではちょっとした変化もすぐ感じ取れる。当然ハード側のCPU,メモリー、通信速度にも影響するが....
アップデートの後は色々な機体を試しその変化を確認しながら遊んでいた。
全てが良い結果にはならず、またそれを修正したアップデートが続く。

ゲームを進化させていく上でそれも仕方がないと思うが、これがオーディオ機器だとちょっと困る。
デジタル機器のプログラムは実際に色々な環境で稼働させないと分からない場合が多く未完成な状態でもアップデートして完成させていけばいいという考え方がある。
アナログ機器は熟考し完成した形で販売されているのでセッティングで再生音は完結するが、デジタル機器はアップデートの過程で再生音が変化する事も考えられるのでセッティングも含めて注意が必要だ。

DA-3000 ファームウェアがV1.01からV1.10へアップデートした。
個人的にはサーチ速度が10倍から100倍になる機能が追加されたのがよかった程度だが(^^;

まあまだセッティングも未完成な状態なので、今回のアップデートで音が変わったかは確認できない。
少なくとも悪くなってはいないし使いやすくもなったのかな?
今のうちにどんどんファームウェアのアップデートしてもらい完成度を上げて欲しい(^^;

PS
AETのインシュレーター
0323b.jpg
 高分子振動抑制素材 HPDM-4004を貼り付けてみた。
0323a.jpg


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